.NET ではさまざまな種類のディプロイがサポートされており、アプリケーションをパブリッシュする前に使用する種類を決める必要があります。次のいずれかを選択できます。
フレームワーク依存ディプロイ (FDD) を使用する場合は、ターゲット システム (アプリケーションのディプロイ先のシステム) に .NET ランタイムのシステム全体の共有バージョンが含まれている必要があります。ディプロイするアプリケーションには、アプリケーション自体のコード、および .NET ライブラリの外部にあるサード パーティの依存関係のみが含まれます。
フレームワーク依存ディプロイを使用するアプリケーションには、コマンド ラインから dotnet ユーティリティを使用して起動できる .dll ファイルが含まれています。たとえば、dotnet HelloWorld.dll は HelloWorld アプリケーションを実行します。
どのような場合にフレームワーク依存ディプロイを使用するかに関するガイダンスについては、「Microsoft: .NET application publishing overview」を参照してください。
自己完結型ディプロイ (SCD) は、フレームワーク依存ディプロイとは異なり、使用する .NET のバージョンがターゲット システムに含まれているかどうかに依存しません。ディプロイされるアプリケーションに、.NET ライブラリや .NET ランタイムなど、必要なすべてのコンポーネントが含まれており、アプリケーションを他の .NET アプリケーションとは切り離して実行することができます。
どのような場合に自己完結型ディプロイを使用するかに関するガイダンスについては、「Microsoft: .NET application publishing overview」を参照してください。