キャッシュを有効化するための重要なパラメーターが 2 つあります。これらは、各セキュリティ マネージャーの構成ページにあります。これらの値は、現時点では MLDAP ESM モジュールを使用するセキュリティ マネージャーでのみ使用されます。この 2 つのパラメーターは次のとおりです。
このパラメーターの最適な値は、特定のアプリケーションの混在状況によって異なります。アプリケーションでさまざまな Mainframe Subsystem Support (MSS) リソースを使用する場合、またはユーザー、ユーザー グループ、またはリソース アクセス規則の数が多い場合は、キャッシュを大きくすることでメリットがありますが、キャッシュが大きくなれば検索時間も増えることになります。
あまりアクティブでない SEP など、実行頻度が比較的低いプロセスに対してキャッシュを有効にする場合は、[Cache TTL] を比較的高く設定する必要があります。Enterprise Server が古いセキュリティ情報を使用できるようにする期間の許容範囲とバランスをとります。
一般的には、16 KB のキャッシュ制限および 300 秒の TTL から始めることが推奨されます。