trace error filter

制約事項: これらのオプションは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。

trace on error オプションが指定されている場合、このオプションを使用して、MFCS がトレース出力を書き込むことになるエラー状態を制御できます。このオプションが指定されていない場合は、「trace on error」のトピックで説明されているように、すべてのエラー状態でトレース出力が書き込まれます。

構文:

trace error filter=token-list

パラメーター:

token-list
スペースまたはカンマ (あるいはその両方) で区切られた、1 つ以上のトークンのリスト。トークンは次のいずれかです。
FAIL
この特別なトークンにより、MFCS がゼロ以外の値を CAS に返した場合にエラーが報告されます。これは通常、CAS からの無効な要求やストレージの割り当て失敗など、重大な処理障害を示します。
RETCODE
この特別なトークンにより、EZ Sockets 関数から制御が戻る際の EZ Sockets API パラメーター RETCODE が -1 である場合にエラーが報告されます。多くの EZ Sockets API (すべてではありません) では、何らかのエラーが発生したことを示すために -1 を使用します。
ERRNO
IBM EZ Sockets のドキュメントに基づく、任意の有効な数値。現在、4 から 121、1002 から 1036、10101 から 10999、20000 から 20002 の値が含まれます。これらの値の意味については、IBM のドキュメントを参照してください。
mnemonic name
EBADF、EIBMSOCKOUTOFRANGE、EBADRDLEN など、ERRNO 値のニーモニック名。名前およびその意味については、IBM のドキュメントを参照してください。

デフォルトでは、すべてのエラーでトレースされます。