Micro Focus デバッガーは、ネイティブ COBOL アプリケーションをデバッグするための標準エンジンです。
標準のデバッグ機能に加えて、Enterprise Developer の次のデバッグ機能を利用できます。
- 実行プロセスへのアタッチ
- Just-In-Time (JIT) デバッグ機能を使用して、デバッグ中にエラーが発生した場合に実行中のアプリケーションに接続できます。詳細については、「Just-In-Time デバッグを有効にするには」を参照してください。
- 実行中のプログラムへのアタッチ
- [Wait for a debuggable attachment] 機能を使用して、デバッガーを一時停止し、別の COBOL デバッグ プロセスを起動してからアタッチを試行できます。この機能には、起動する COBOL プログラムの識別に使用できる 3 つのオプションがあります。詳細については、「[Wait for debuggable attachment] を使用してデバッグ プロセスを起動するには」を参照してください。
- コア ダンプ ファイルの作成およびデバッグ
- アプリケーションがクラッシュした際に、アプリケーションの状態がコア ダンプ ファイルに保存されるように設定できます。コア ダンプ ファイルからは、ソース コード内のエラー発生箇所、エラー発生時のメモリの内容、およびその時点で設定されていた変数や式の値がわかります。
- メモリ オーバーフローの検出
- データ項目に COBOL 監視ポイントを設定して、それらのデータ項目に関連付けられたメモリ領域を監視できます。
- リンク ライブラリのデバッグ
- 単一の .dll をデバッグできるほか、複数の .dll を同時にデバッグすることもできます。
- リモートでのデバッグ
- リモート マシン上で実行されているアプリケーションをデバッグできます。
次のシナリオは、これらの機能の一部の追加のコンテキストを提供します。