継続的インテグレーション (CI) システムで実行されているアプリケーションからコード カバレッジの結果を (バイナリ .tcz 結果ファイルとして) 生成するプロセスは、アプリケーションをコマンド ラインからローカルに実行する場合と同じです。テスト カバレッジを使用してアプリケーションをコンパイルおよび実行する必要があります。「コマンド ラインからテスト カバレッジを使用する方法」を参照してください。
通常は、テスト カバレッジの結果を CI ビルド用の CI アーティファクト ファイルとして格納するように CI マシンを構成します。これらの結果は、次の形式で格納できます。
tcutil -x myapp.xml myapp.tcz
テスト カバレッジの結果のサマリを含む XML ファイル myapp.xml を生成します。ほとんどの場合、正しくレンダリングされるように、XML ファイルに加えてスタイルシートをアーティファクト ファイルとして含める必要があります。
tcutil -x -s myapp.xsl myapp.tcz
XML ファイル myapp.xml を生成します。このファイルは、結果を含む HTML ページとして表示されます。HTML ページ上の結果は、<installdir>\src\tcov に格納されているサンプル スタイルシート mftchtml.xsl および mftchtml.css を使用してレンダリングされます。
詳細については、「テスト カバレッジ ユーティリティ プログラム (tcutil)」を参照してください。
結果が CI ダッシュボードに直接表示されるように CI ビルドを CI システムで構成するためには、プラグインのインストールを検討してください。そのようなプラグインの例として、Plot for Jenkins があります。Plot には CSV 形式の入力が必要であり、入力されたデータは Jenkins ダッシュボードで視覚化されます。
-x オプションを指定した tcutil およびサード パーティの XSLT プロセッサを使用して、結果ファイル myapp.xml を CSV ファイルに変換できます。<installdir>\src\tcov にあるサンプル ファイル mftcplot.xsl を参照してください。