HACloud セッション サーバーの起動

HACloud TN3270 エミュレーターを使用するには、まず、HACloud セッション サーバーを起動する必要があります。これは、startsessionserver.bat ファイルまたは Windows サービス[1] を使用して行います。

コマンド プロンプトから HACloud セッション サーバーを起動するには、次の手順を行います。

  1. インストールした Java が PATH 環境変数に追加されていることを確認します。
  2. 接続先のアプリケーションを実行する Enterprise Server リージョンを起動します。
  3. 32 ビットまたは 64 ビットの Enterprise Developer コマンド プロンプトまたは Enterprise Server コマンド プロンプトを起動します。これは、インストールした JRE の作業モード (32 ビットまたは 64 ビット) と一致している必要があります。
  4. コマンド プロンプトでstartsessionserverと入力し、Enter を押します。

    コンソールで、Micro Focus HACloud セッション サーバーが起動されたというメッセージを確認します。

HACloud セッション サーバーを Windows サービス (Micro Focus HA Cloud) として起動する場合は、 一度サービスをインストールしてから、Windows サービス マネージャ[1] から起動する必要があります。

  1. サービスをインストールには、次の手順を行います。
    1. 32 ビットまたは 64 ビットの Enterprise Developer コマンド プロンプトまたは Enterprise Server コマンド プロンプトを管理者権限で起動します。これは、インストールした JRE の作業モード (32 ビットまたは 64 ビット) と一致している必要があります。
    2. コマンド プロンプトで次を入力し、サービスをインストールします。
      hacloudserviceinstall mode

      ここでは、mode は、32 または 64 のいずれかです。mode は JRE の作業モードです。この値を省略すると、スクリプトは 64 の値を取ります。

      重要:Micro Focus HA Cloud サービスがディプロイされている場合、サービスを手動で停止してから、この製品をアンインストールまたはアップグレードする必要があります。
  2. サービスを開始するには、次の手順を行います。
    1. 64 ビット Java がインストールされていて、PATH 環境変数に追加されていることを確認します。
    2. Windows サービス マネージャを開きます。
    3. [Micro Focus HA Cloud] をクリックしてから、[Start the service][1] をクリックします。
    4. コマンド プロンプトから次のコマンドを実行して、サービスを開始することもできます。
      net start mfhacloud