Application Analysis Server の参照とレポート

Enterprise Developer では、Micro Focus Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer との統合を通じて、直接参照のリストやアプリケーション全体の各種レポートを取得できます。

サーバー エクスプローラーで Micro Focus Application Server ノードを使用して Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のリポジトリに接続します。

要件

Application Analysis Server からレポートを取得するための要件は次のとおりです。

  • Micro Focus Enterprise Analyzer または Micro Focus COBOL Analyzer にアクセスする必要があります。これらは Enterprise Developer とは別の製品です。リポジトリおよび Web クライアントを IDE から別途設定する必要があります。詳細については、Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のドキュメントを参照してください。
  • Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のリポジトリに、アプリケーションのすべてのソースが含まれている必要があります。
  • レポートを表示するには、Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のバージョン 8.0 が必要です。これらの Micro Focus 製品のバージョン 7.0 では、直接参照の取得が可能です。

機能の概要

Application Analysis Server は、Micro Focus Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer の Web クライアントへのアクセスを提供します。その Web クライアントで、リポジトリ オブジェクトのクイック検索、詳細なコード検索、ダイアグラム、レポート、データ項目の影響分析、およびビジネス ルールの表示や編集 (別途ライセンスが必要) などの機能を利用できます。

バグ修正、最新化、簡単なメンテナンスなど、メインフレームおよび COBOL アプリケーションの開発作業には、常に一定のリスクが伴います。そのため、このリスクを軽減し、これらのアプリケーションの効率的な開発をサポートするために、アプリケーション インテリジェンスが役立ちます。

Application Analysis Server がリンクするエンタープライズ グレードの中央リポジトリは、実際には Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のリポジトリです。

Application Analysis Server は、通常はアプリケーション全体のごく一部のみを含む IDE 環境から、エンタープライズ アプリケーション全体に関する情報を保持する集中型リポジトリへの迅速なアクセスを提供します。

迅速なアクセスにより、開発チームはこの中央リポジトリに接続して、アプリケーション インテリジェンスを利用できます。

現在、リポジトリを照会して、プロジェクト内のファイルだけでなく、アプリケーション全体からオブジェクトのすべての依存関係を取得できます。