アセンブラー プログラムのメモリ要件は、その AMODE および RMODE で示されます。
- AMODE (アドレス指定モード) により、プログラムで使用されるアドレス タイプが決まります。
- RMODE (レジデンシ モード) は、プログラムをロードして実行する際にそのプログラムを配置しておく場所を示します。
AMODE では次の 2 つの値がサポートされています。
- AMODE(24) - COBOL プログラムからのモジュールの呼び出し時にプログラム状態語 (PSW) のアドレス指定モード ビットを 0 に設定するようにアセンブラー ランタイム システムに指示します。これにより、初期アドレス指定モードが
24 ビットに設定されます。
- AMODE(31) - COBOL プログラムからのモジュールの呼び出し時に PSW のアドレス指定モード ビットを 1 に設定するようにアセンブラー ランタイム システムに指示します。これにより、初期アドレス指定モードが 31 ビットに設定されます。
注:
- アセンブラー プログラムがロードされて、別のアセンブラー モジュールに分岐する際には、呼び出されるモジュールの AMODE 設定は無視され、現在の PSW のアドレス モード ビットの設定が保持されます。
- DATA(24) COBOL コンパイラ指令を使用すると、COBOL モジュールの作業場所節に割り当てられるアドレスが、AMODE 設定に関係なく、16 MB のしきい値を超えないようにできます。