目的
一連のデータ型属性に対する表記として使用できる名前を指定します。
構文
DEFINE ALIAS [alias-name, attribute,...];
パラメーター
- alias-name
- 指定の属性により定義された明示的なデータ型の同意語として使用できる名前。
- attributes
- エイリアスの指定の属性。各属性はカンマ (,) で区切ります。指定できるのは、関数から返すことができる変数の属性です。配列または構造化された属性リストに対してはエイリアスを指定することはできません。文字列の長さや領域のサイズは、制限付き式でなければなりません。
欠落しているデータ属性は PL/I のデフォルトを使用して提供されます。
例
define alias Name char (32) varying;
define alias EmployeeId pic (5)'9';
dcl MyName type Name; /* MyName has the attributes char (32) varying */.
dcl MyId type EmployeeId; /* MyId has the attributes pic (5)’9’ */
MyName = 'Jack Jones';
MyId = 12345;
注: DECLARE 文で Name が使用されている場合、属性は常に
char(32) varying になります。
制約事項
エイリアスのエイリアスはサポートされていません。
説明
エイリアスは、明示的なデータ型を使用できる箇所であればどこでも使用できます。DEFINE ALIAS を使用すると、一連のデータ型属性に意味のある名前や簡潔な名前を割り当てることができるため、プログラムがわりやすくなります。