EDB PostgreSQL モジュールは、PostgreSQL の SQL 呼び出しを利用して 2 フェーズ コミット サポートを提供し、このスイッチ モジュールを使用して行われたすべてのデータベース接続が必ず単一の XA トランザクションに参加するようにします。
このスイッチ モジュールをビルドする前に、Windows SDK LIB ディレクトリのサブディレクトリにある odbc32.lib ファイルのパスが LIB 環境変数に含まれていることを確認してください。
バイナリ ファイル | タイプ |
---|---|
ESPGSQLXA_S.DLL | 静的 |
ESPGSQLXA.DLL | 動的 |
RM スイッチ モジュールは、使用するバイナリ ファイルに応じて、Enterprise Server に動的に登録することも、静的に登録することもできます。動的なスイッチ モジュールを使用すると、グローバル トランザクションで使用されているアクティブなデータベースのみが TM/RM の XA フローに参加するようになるため、この方法を使用することをお勧めします。
エンタープライズ サーバー リージョンには、トランザクション ファイルが 1 つ以上含まれているデータストアごとに 1 つの XA リソースが必要になります。データストアを含むデータベースを他の COBOL アプリケーションでも使用する場合は、追加の XA リソースが必要です。この場合の対処方法の詳細については、「複数の XAR の使用」を参照してください。
オプション | 説明 |
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[ID] | XAR の一意の ID。 |
[Name] | XAR の一意の名前。 |
[Module] | RM スイッチ モジュール実行可能ファイル (Windows プラットフォームの場合は .dll、UNIX プラットフォームの場合は .so) の場所を指定します。これはデータベースごとに異なります。MSSQL および Azure SQL の場合は esmssql.dll/.so、PostgreSQL の場合は ESPGSQLXA.dll/.so、DB2 の場合は ESDB2XA.dll/.so です。詳細については、「RM スイッチ モジュールのビルド」を参照してください。 |
[Open string] | DSN=<datastore-dsn> <datastore-dsn> は、構成するデータストアの ODBC データ ソース名です。 注: これらの必須のオプションに加え、PostgreSQL データベースを使用する場合は USRPASS=userid.password も指定する必要があります。さらに、その他のオプションも必要に応じて指定できます。詳細については、「エンタープライズ サーバー リージョンの XA リソース (XAR) を定義するには」を参照してください。
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XA リソースがすぐに有効になります。