ALTER コマンドは、MVS データ セットの属性を変更します。
パラメーター:
MFJAMS では次のパラメーターがサポートされています。これらのパラメーターは、次で特に明記しない限り、IBM のドキュメントに記載されているとおりにサポートされます。
- data-set-name
- 名前変更されるデータ セットの名前。このパラメーターは必須です。
- {EMPTY|NOEMPTY}
- 最大数の世代別データ セット (Generation Data Set; GDS) がカタログ化された際の処理を決定します。
- LIMIT(limit)
- 世代別データ グループ (Generation Data Group; GDG) ベースに関連付けることができるアクティブな世代別データ セット (GDS) の最大数 (1 から 255 まで) を決定します。
- NEWNAME(data-set-name)
- データ セットの新しい名前。このパラメーターは必須です。
- データ セットの名前を変更すると、基礎となる物理ファイルの名前も変更されます (カタログ ファイルが保存されているディレクトリ配下のディレクトリ内にこの物理ファイルが保存されている場合)。カタログのサブディレクトリ以外に保存されている物理ファイルの名前を変更するには、環境変数
MF_PCRENAME_LAX=Y を設定します。この変数を設定するとファイル名が変更されますが、保存場所は変更されません。割り当てのオーバーライドを有効にして、ファイルの保存先ディレクトリも変更されるようにするには、MF_PCRENAME_LAX=D を設定します。
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警告: 動的 PDS で使用した場合、カタログ化された PO データセットの名前は変更されますが、PDS メンバーの場所や名前は変更されません。ファイルをディスク ベースのファイル システムから Fileshare でホストされているファイル システムに移動したり、その逆に移動したり、2
つの異なる Fileshare サーバー間で移動したりする場合は、そのファイルをコピーする必要があります。ファイル内のレコード数によっては、コピーに時間がかかることがあります。
- {SCRATCH|NOSCRATCH}
- 世代別データ セットをアンカタログする場合に削除するかどうかを決定します。
- SHAREOPTIONS(crossregion[ crosssystem])
- 省略形:SHR
- クラスター、クラスターのデータまたは索引コンポーネント、あるいは代替索引をユーザー間で共有できる場合に使用します。このシステムでは、前提となるデフォルト値はありません。既存の値を無効にするには、SHAREOPTIONS(0,0) を使用します。詳細については、ヘルプ
トピック「SHAREOPTIONS」を参照してください。
- MANAGEMENTCLASS(class)
- 省略形:MGMTCLAS
- データ セットの管理クラスの名前を 1 から 8 文字で指定します。このパラメーターは必須です。
- TO(date)|FOR(days)
- 変更するエントリの保持期間を指定します。最大保持期間は、管理クラスによって制限される場合があります。
説明:
NEWNAME では、* を修飾子として使用して、複数のデータ セットの名前を 1 つのコマンドで変更することはできません。たとえば、ABC.*.FILE は許可されません。