REPRO は、データ セットの内容を別のデータ セットにコピーします。データ セットの編成は、VSAM 編成または順編成にすることができます。
したがって、REPRO コマンドは次の処理を実行できます。
- 順編成データ セットを VSAM データ セットにロードする
- VSAM データ セットを VSAM データ セットにロードし、オプションとして、入力レコードと同じ主キー値を持つレコードを置換する
- VSAM データ セットを順編成データ セットにコピーする
- 順編成データ セットを順編成データ セットにコピーする
パラメーター:
MFJAMS では次のパラメーターがサポートされています。これらのパラメーターは、次で特に明記しない限り、IBM のマニュアルに記載されているとおりにサポートされます。
- INFILE(ddname)
- 入力に使用されるデータ セットの名前を指定する (このジョブ ステップの JCL に含まれている) DD 文の名前。
- INDATASET(data-set-name)
- 入力に使用されるデータ セットの名前。
- OUTFILE(ddname)
- 出力に使用されるデータ セットの名前を指定する (このジョブ ステップの JCL に含まれている) DD 文の名前。
- OUTDATASET(data-set-name)
- 出力に使用されるデータ セットの名前。
- FROMKEY(key)
- コピーする最初のレコードのキー (VSAM KSDS の場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、または最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合) でコピーが開始されます。代替索引は使用されません。
- TOKEY(key)
- コピーする最後のレコードのキー (VSAM KSDS の場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合)、またはファイルの終わりでコピーが終了します。代替索引は使用されません。
- SKIP(number)
- コピーを開始する前にスキップするレコードの数。
- COUNT(number)
- コピーするレコードの数。
- REPLACE|NOREPLACE
- VSAM ファイルの場合のみ。入力データ セット内のレコードが、同じ主キーを持つ出力データ セット内のレコードに置き換わるか、置き換わらないかを指定します。
- REUSE|NOREUSE
- VSAM データ セットの場合のみ。ターゲット データを再利用可能なデータ セットとして開くことができるかどうかを指定します。
- ERRORLIMIT(value)
- コマンドで許容されるエラーの数。
- DBCS
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- INSERTSHIFT((offset1offset2) [(offset1offset2)..])|INSERTALL
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- MERGECAT|NOMERGECAT
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- SKIPDBCSCHECK|NODBCSCHECK
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- TOADDRESS
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- VOLUMEENTRIES
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- ENCIPHER
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
- DECIPHER
- このパラメーターは構文解析されますが、無視されます。
説明: