mfds -L DC=X 1 mfds_schema.ldf
これにより、LDIF ファイル mfds_schema.ldf が作成されます。DC=X は、LDIF ファイルの各エントリに割り当てられたスキーマ パーティション文字列の識別名を指定します。実際のインポート先を指定することもできますが、一般には移植可能なファイルを作成します。この例では、DC=X を使用してインポート時に適切な値に置き換えます。
ldifde -I -v -k -c "DC=X" CN=Schema,CN=Configuration, DC=customer_dom,DC=com -f mfds_schema.ldf
-c オプションを指定しているため、LDIF ファイルの作成時に指定したスキーマ パーティション文字列がオブジェクトのインポート先のスキーマ パーティションに置き換えられます。この例では、コンテナーとして CN=Schema,CN=Configuration, DC=customer_dom,DC=com と指定しており、状況によって変化します。AD LDS を使用している場合は、次のように schemaNamingContext RootDSE 属性値を使用してスキーマ パーティションのルートを抽出できます。
ldifde -i -f mfds-schema.ldf -s -k -v -j . -c "DC=X" #schemaNamingContext