この形式は COMPUTATIONAL 形式と基本的には同じであるが、以下に示すとおり、いくつかの相違点がある。詳細については、「COMPUTATIONAL、BINARY、または COMPUTATIONAL-4 形式」セクションを参照。
これらはともに、下記の点が COMPUTATIONAL 形式と異なる。
COMPUTATIONAL-5 項目の格納方式は、オペレーティング システムによって異なる。一部のオペレーティング システムでは、COMPUTATIONAL-5 項目は COMPUTALAL-X 項目と同じ形式で格納され、それ以外のオペレーティング システムでは、COMPUTATIONAL-5 項目の最下位のバイトが最下位のアドレスに格納され、以降上位のバイトが上位のアドレスに順次格納される。たとえば、数字項目を逆の順序で格納するオペレーティング システムでは、
h "12 34 56 78 9A"
という内部数値を持つ PIC X(5) COMPUTATIONAL-5 項目は、
9A 78 56 34 12
と格納される。一方、COMPUTATIONAL-X 項目 (または数字項目の格納順序を反転しないオペレーティング システムでの COMPUTATIONAL-5 項目) は、次のように格納される。
12 34 56 78 9A
何らかの文が符号なしの COMPUTATIONAL-5 項目に負の値を格納しようとする場合、その結果は COMP-5 コンパイラ指令の影響を受ける。