TYPEDEF 句は、レコードをプログラマー定義の型定義として定義する。
一般形式
構文規則
- TYPEDEF 句は、レベル番号が 01 であるデータ記述項でのみ指定できる。
- TYPEDEF 句を指定すると、以下の句は指定できない。
- DYNAMIC
- EXTERNAL
- GLOBAL
- OCCURS
- REDEFINES
集団項目に TYPEDEF 句を指定すると、従属項目は OCCURS または REDEFINES 句で指定できる。
VALUE 句は、TYPEDEF 句を指定するデータ記述項目、および TYPEDEF 構造体内の条件名 (88 レベル項目) を除く従属項目では指定できない。
- TYPEDEF 句をデータ記述に指定した場合、そのデータ記述にはデータ名を含める。つまり、これは FILLER 句で明示指定または暗黙指定できない。
- TYPEDEF 句を呼び出しプロトタイプ (プログラム名段落に EXTERNAL 句を含むプログラム) で指定した場合、TYPEDEF 句は翻訳群の任意の後続のソース コード行で参照できる。
一般規則
- TYPEDEF 句の使用目的は、後に USAGE 句で参照できるプログラマー定義の用途または構造体を作成することである。
- TYPEDEF 句で宣言したレコードは、記憶域を割り当てることはないが、data-name-1 を typedef-name-1 として後続のデータ記述項で指定できることを宣言する。