SORT 文は、表内の要素を整列するためにも使用できる。
書き方 2 の SORT 文は、宣言部分に記述できる。
これらのレコードを構成する基本データ項目のデータ記述が異なる場合は、プログラミングの段階で、対応するレコード同士で、レコードに割り当てる文字位置数が等しくなるように記述する必要がある。
現在、この制限は廃止されている。
相対ファイルでは、GIVING 指定で file-name-2 を参照しない場合、SORT 文の実行後に、相対キー データ項目の内容は未定義となる。
USE AFTER EXCEPTION 手続きを関連付けていれば、これらの暗黙の処理でその手続きも実行される。ただし、そのような USE 手続きの実行により、file-name-2 が参照するファイルを操作する文、または file-name-2 に関連付けたレコード領域を読み取る文を実行してはならない。
file-name-2 のファイル記述項で指定した RECORD VARYING DEPENDING ON 句が参照するデータ項目の値は、SORT 文の完了時では未定義である。
相対ファイルについては、戻される最初のレコードの相対キー データ項目の値は 1、戻される 2 番目のレコードの値は 2、と続く。SORT 文の実行後の相対キー データ項目の内容は未定義となる。
USE AFTER EXCEPTION 手続きを関連付けていれば、これらの暗黙の処理でその手続きも実行される。ただし、そのような USE 手続きの実行により、file-name-3 が参照するファイルを操作する文、または file-name-3 に関連付けたレコード領域を読み取る文を実行してはならない。ファイルの外部定義境界を越えて最初に書き込む際に、そのファイルに USE AFTER EXCEPTION 手続きが関連付けられている場合は、それが実行される。USE 文の規則で指定されたとおりに制御が戻る場合は、そのファイルに対して追加の暗黙的な書き込み操作は実行されず、この部分で指定されたとおりにファイルの処理が終了する。
file-name-1 のファイル記述項で指定した RECORD VARYING DEPENDING ON 句が参照するデータ項目の値は、GIVING を指定した SORT 文の完了時には未定義となる。
SORT 動詞の使用例については、「入出力手続きを使用したファイルの整列」および「表の項目の整列」トピックを参照。