「STOP literal」文は、ANSI'85 規格では廃要素に分類されており、ANSI 規格の次回の全面改訂の際に削除される予定である。
この構文は、この COBOL 実装内のすべての方言で全面的にサポートされている。FLAGSTD コンパイラ指令を使用すると、この構文を使用するすべての箇所を検出できる。
標準 COBOL 定義の一部を構成するにもかかわらず、X/Open の COBOL 言語定義では、「STOP literal」の書き方は明示的に除外されている。したがって、X/Open の COBOL に準拠するソース プログラム内ではこの文を使用するべきではない。
符号付きの整数を使用できる。
必ずしも、一連の無条件文の最後に STOP RUN 文を書かなくてもよい。しかし、一連の文の中で STOP RUN 文よりも後ろにあるものは実行されない。
GIVING 指定を書かないと、実行単位の動作は次のようになる。具体的には、システム領域が COBOL の数値データ項目であり、それに USAGE COPM-5 が指定されていて、そのサイズは COBOL システムの外の操作環境によって決められているものとして宣言されている状態で、RETURN-CODE を送り出し側としシステム領域を受け取り側として、MOVE 文を実行したかのように動作する(RETURN-CODE の詳細については、「COBOL 言語の概念」の章の「特殊レジスタ」のトピックを参照)。
「GIVING identifier-1」指定を書いた場合、identifier-1 はシステム領域に返却値を収めるのにちょうど必要な長さであり、オペレーティング システムによって期待される型および用途のものでなければならない。通常、identifier-1 は PIC S9(9) USAGE COMP-5 を明示的または暗黙的に指定して宣言する必要がある。この宣言は RTNCODE-SIZE コンパイラ指令の値に依存する。実行単位は、identifier-1 を送り出し側としシステム領域を受け取り側として、MOVE 文を実行したかのように動作する。
「GIVING integer-1」を指定した場合、integer-1 の値はシステム領域に保持できる値以下とする。実行単位は、integer-1 を送り出し側としそのシステム領域を受け取り側として、MOVE 文を実行したかのように動作する。
CALL 'CBL_THREAD_EXIT' USING BY VALUE ADDRESS OF thread-parm