インターフェイス名段落
インターフェイス名段落は、この見出し部がインターフェイス定義を導入していることを示し、インターフェイスを特定する名前を指定し、インターフェイス属性をインターフェイスに割り当てる。
一般形式
指令
予約語リストのフラグ設定および修正を行うコンパイラ指令に加えて、以下の指令が、本セクションに記載の構文または意味内容に影響を与える可能性がある。
ACTUAL-PARAMS - パラメーター化されたクラスまたはインターフェイスからインターフェイスを作成する際に使用するパラメーターを指定する。
構文規則
literal-1 は英数字の定数とし、表意定数は指定できない。
type-specifier は interface-name-1 から直接的にも間接的にも継承できない。
.NET 用のプログラムを翻訳する際には、type-specifier は繰り返せない。つまり、継承の複製は許可されない。
parameter-name-1 は、このインターフェイス定義のリポジトリ段落内のクラス指定子またはインターフェイス指定子で指定した名前とする。
特定のメソッド名が複数のインターフェイスから継承されている場合、各継承インターフェイスのメソッド プロトタイプでは、このインターフェイスがすべての継承インターフェイスに準拠するものとする。
属性句については、「
ATTRIBUTE、
CUSTOM-ATTRIBUTE 句
」のトピックに記載されている。
一般規則
interface-name-1 は、このインターフェイス定義で宣言されたインターフェイスを指名する。ただし、literal-1 を指定した場合は、運用環境に対して外部化されたインターフェイスの名前に literal-1 が指定される。
INHERITS 指定は、「
言語の基礎
」の章の「
インターフェイスの継承
」トピックに記載のとおり、interface-name-1 が継承するインターフェイスの名前を指定する。
USING 指定は、該当のインターフェイスがパラメーター化されていることを指定する。parameter-name-1 は仮パラメーターに指定する名前である。
parameter-name-1 はこのインターフェイス定義で指定するものとし、クラス名またはインターフェイス名を使用できる場所でのみ指定する。
上位ヘルプ:
見出し部
関連情報
インターフェイスの継承 (ネイティブ COBOL のオブジェクト指向の概念)
ATTRIBUTE、CUSTOM-ATTRIBUTE 句
型名の指定