浮動小数のサポート

重要: 本トピックは、早期採用者製品 (Early Adopter Program; EAP) リリース ステータスの機能に該当します。機能の最終版については、今後リリースする予定です。詳細については、Micro Focus カスタマー ケア までお問い合わせください。

Open PL/I の FLOAT DECIMAL の基盤となるデフォルト サポートは、浮動バイナリに関する標準 854-1987 です。これは、Micro Focus の FLOAT BINARY のサポートと同じです。FLOAT DECIMAL をサポートするためのデフォルトの Open PL/I コンパイラ オプションは -fdasfb です。

Enterprise Developer 8.0 より前のバージョンでは、Open PL/I は代わりに、すべてのプラットフォームで BCD (2 進化 10 進数) ライブラリを使用してソフトウェアで FLOAT DECIMAL をサポートしていました。これをサポートするためのコンパイラ オプションは -nofdasfb (浮動小数を浮動バイナリとしてコーディングしない) です。

Enterprise Developer 8.0 以降では、Intel 以外のプラットフォーム (Solaris および AIX) については同じ BCD のサポートが使用されます。

Intel プラットフォームでは、Enterprise Developer 8.0 以降では BCD のサポートの代わりに IEEE-754-2008 の 10 進浮動小数点 (DFP) に関する標準が使用されます。

詳細については、「Float Decimal (p) DFP、IEEE-754-2008 - Intel プラットフォーム」を参照してください。

注: IEEE-754-2008 標準の DFP は、Intel 以外のプラットフォームの Open PL/I ではサポートされていません。