ファイル処理 (既知の問題点)

MFDBFH には次の制約事項が適用されます。

重複キーが返される順序は、索引ファイルについては保証されません。ディスクに格納されるファイルについては、常に書き込まれた順序で重複キーが返されます。
サポートされるキータイプは、現在は英数字、バイナリ、および数値に制限されています。
データベースの制約事項が適用される場合があります。たとえば、PostgreSQL では EBCDIC 照合順序はサポートされません。

Btrieve を使用する場合、START 操作は部分キーでは実行できません。全体キーを使用する必要があります。

Enterprise Developer で、Novell Netware ドライブに配置されたデータファイルを開こうとすると、ファイル状態 9/181 メッセージを受信することがあります。このメッセージは、無効なパラメーターを使用したことを意味します。

新しい索引ファイルのデフォルトは IDXFORMAT(8) および FILEMAXSIZE = 8 です。これにより、64 ビットファイル処理のサポートが有効になります。Novell Netware ドライブは単に 32 ビットドライブのように動作し、サイズが 4GB までのファイルのみ処理できます。

Enterprise Developer で Novell Netware ドライブのファイルにアクセスするには、次のオプションをファイルハンドラー構成ファイル (EXTFH.CFG) で設定して、これらのファイル処理フォーマットをオーバーライドする必要があります。

[XFH-DEFAULT]
IDXFORMAT=4
FILEMAXSIZE=4

デフォルトの Micro Focus ファイルハンドラーではなく Vision ファイルハンドラーを通じて Vision ファイルにアクセスしていて、Enterprise Developer バージョン 2.0 からバージョン 2.1 にアップグレードする場合は、バージョン 2.0 を先にアンインストールする必要があります。そうしないと、Vision ファイルハンドラーが正しく機能しない可能性があります。

外部ファイル (ファイル記述で EXTERNAL キーワードを使用しているファイル) の命名の範囲が拡張されたことで、ファイルを共有するアプリケーションが異なるバージョンの Enterprise Developer を使用してコンパイルされている場合に問題が発生する可能性があります。Enterprise Developer 2.2 よりも前にコンパイルされたアプリケーションとこのバージョンでコンパイルされたアプリケーションでファイルを共有する場合は、古いアプリケーションを再コンパイルする必要があります。