ENTVSC2MF 

POINTER 形式

POINTER 形式は、利用可能なデータ項目のメモリ アドレスを表す値を保持する。データ項目が利用できなくなった場合 (たとえば、データ項目を含むプログラムがキャンセルされた場合) には、POINTER 形式は形式が合致しない値を保持していると見なされる。

POINTER 形式に割り当てられるデフォルトの記憶域の量は操作環境によって異なる場合があるが、少なくとも 4 バイトはある。メモリ アドレスを表現する方法は環境によって異なるが、一般的には COBOL 以外の言語で使用されている表現と一貫性がある。

ENTMF AMODE"64" 指令を指定すると、8 バイトの記憶域が割り当てられる。

IBMCOPM システム指令を有効にした場合、SYNC 句を伴う POINTER データ項目の前に埋め込みバイトが生成されることがある。これらのバイトはデータ項目の一部ではなく、その項目に格納されるデータに影響されることはない。