完結文、記述項、指定、または句が複数行にわたる場合は常に、B 領域に行を続けられる。この続きの行を後の行と呼ぶ。この書き方をする場合は、任意の語または定数
または PICTURE 文字列
を途中で分割して後の行に続けてもよい。
行の標識領域でハイフン (‐) を書くと、現在の行の B 領域の空白でない最初の文字が、前の行の空白でない最後の文字の後ろに続くことを示す。
注記行または空白行は前の行とは扱われない。
なお、間の空白は無視される。ただし、前の行に引用符が閉じていない文字定数がある場合には、後の行の B 領域の空白でない最初の文字を引用符とする。その続きは、この引用符の直後の文字位置から始まる。この書き方では、前の行の終わりにある空白はすべて、その定数の一部と見なされる。後の行の A 領域は空白にする必要がある。
行の標識領域にハイフンがないと、前の行の最後の文字の後ろに空白があると見なされる。分離符「==」は、2 文字とも同じ行に書く。
X" および G" は、2 文字とも同じ行に書く。
H" は、2 文字とも同じ行に書く。
N" は、2 文字とも同じ行に書く。
*> は、2 文字とも同じ行に書く。
>> は、2 文字とも同じ行に書く。