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新機能

以下に示す注意事項では、Net Express の一連のリリースの拡張機能の概要を説明しています。これらすべてをお読みになるか、現在の状況に対応すると思われる注意事項をクリックして直接進んでください。

Net Express

button Net Express 3.1 Service Pack #1 と比較した Net Express 4.0 の主な拡張機能についてはここをクリックしてください。
button Net Express 3.1 の基本リリースと比較した Net Express 3.1 Service Pack #1 の主な拡張機能についてはここをクリックしてください。
button Net Express 3.0 Service Pack #1 と比較した Net Express 3.1 の主な拡張機能についてはここをクリックしてください。


Net Express 4.0 の新機能

以下の注意事項では、Net Express 3.1 Service Pack 1 と比較した Net Express 4.0 の主な拡張機能の概要について説明します。

button Webサービス
button COBOL/J2EE 相互運用性
button Micro Focus Enterprise Server
button COBOL/XMLサポート
button Microsoft .NET 相互運用性
button Rebuild
button テストカバレッジ
button プロジェクト操作
button ISO 2002規格COBOLサポート
button Windows Server 2003

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Webサービス

  • Net Express を使用して COBOL Webサービスの開発とディプロイが可能です。 サードパーティのミドルウェア製品や追加のプログラミングを必要とせずに、 既存の COBOLプログラムがそのまま Webサービスに変換されます。 これによってビジネスロジックを eビジネスの中で再利用することができます。 COBOLプログラムの Webサービス化は以下のようになされます:
    • Interface Mapping Toolkit を使用して既存のCOBOLインタフェースを Webサービス形式にマップします。
    • Enterprise Server を使用して定義されたマップを Webサービスにディプロイします。
    • Webサービスクライアント生成機能を使用すると、COBOL Webサービスのみならず、 .NET や Java などで作成した標準準拠の Webサービスに対する COBOLクライアントを作成することができます。

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COBOL/ J2EE 相互運用性

  • COBOL/ Java 相互運用性は既に旧版の Net Express からサポートされていました。 このリリースでは Interface Mapping Toolkit による EJB インタフェースへのマップがサポートされました。 COBOLインタフェースのマップは Enterprise Server によってディプロイされます。 一方、生成された EJB は J2EEアプリケーションサーバーと Micro Focusリソースアダプターによってディプロイされます。 Micro Focusリソースアダプターは J2EEコネクタ 1.0仕様に準拠しており、 BEA WebLogic および IBM WebSphere への接続とトランザクションをサポートします。

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Micro Focus Enterprise Server

  • Enterprise Server を使用して、COBOL Webサービスと COBOL/J2EEアプリケーションをディプロイできます。 Enterprise Server はスケーラブルな COBOLサーバーとして 大規模トランザクションプログラムを実行する管理された実行環境を提供します。

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COBOL/ XML サポート

  • COBOL言語でXML文書を操作するための新たな構文が追加されました。 このサポートには以下が含まれています:
    • COBOLファイル入出力文の拡張構文として、COBOLのREAD/WRITE文で 動的XML文書の生成・更新・パージングが可能です。
    • XMLスキーマと COBOLレコード構造を相互に変換するマッピングユーティリティ。
    • IBMメインフレーム COBOLがサポートする XML PARSE文による XML文書のパージング。

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Microsoft .NET 相互運用性

  • Interface Mapping Toolkit によって既存の COBOLプログラムから 直接 COBOL COM オブジェクトを生成する方法がサポートされました。 既存の COBOLプログラムの Linkage Sectionインタフェースから COMメソッド を自動生成しますので、Microsoft .NET 言語から容易に COBOLにアクセスできます。

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Rebuild

  • REBUILDユーティリティの性能向上がなされました。 ファイルの再構成時に使用する一時領域のサイズも減少しました。

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テスト カバレッジ

  • プログラマの単体テストを支援するテストカバレッジ機能が追加されました。 指定されたプログラムについて、とのソース行が何回実行されたかの記録が残されます。 この記録はテキスト形式または HTML形式でレポートすることができます。

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プロジェクト 操作の改善

  • プロジェクトウィンドウ内でファイルをソート表示したろフィルタ表示することができます。 巨大プロジェクトの操作にも耐えうる性能向上もなされました。

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ISO 2002 COBOL規格のサポート

  • Net Express 4.0 ではISO 2002 COBOL規格の大部分がサポートされました。 以下のものを含みます:
    • ISO 2002準拠オブジェクト指向COBOLで拡張されたタイプ付きオブジェクト参照などのサポート
    • 国際化対応アプリケーション構築のための UNICODEサポート

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Windows Server 2003

  • Net Express 4.0 は Microsoft Windows 2003 (32-bit および 64-Bit の 32-bit エミュレーションモード)

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3.1 Service Pack #1 の拡張機能

以下の注意事項では、Net Express 3.1 の基本リリースと比較した Net Express 3.0 Service Pack #1 の主な拡張機能の概要について説明します。

この Service Pack の FixPack や AddPack で追加されるマイナーな拡張機能については、FixPack や AddPack の ReadMe ファイルを参照してください。

この Service Pack のリリース後に行われた FxPack と AddPack の更新については、WebSync を参照してください。

Application Server ライセンシング
Cape Clear を使用した Web サービス
NLS の変更
スクリーン解像度のサポート
Internet Explorer 6.0 のサポート

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Application Server ライセンシング

  • Net Express Application Server とそれに付属するファイルはすべて配布できますが、Net Express を使用して開発したアプリケーションを実行するには、ライセンスが必要です。詳細については、「再配布ライセンシング」を参照してください。

  • Net Express を使用して開発したアプリケーションを実行するには、Application Server ライセンシング サポート ファイルのインストールが必要です。詳細については、「下位互換性」を参照してください。

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Cape Clear を使用した Web サービス

  • Net Express を Cape Clear の CapeStudio および CapeConnect と併用すると、COBOL プログラムを Web サービス化して、インターネットまたはイントラネットで呼び出すことができます。データは、HTTP を使用して XML ファイルで渡されるため、クライアント アプリケーションでは、プログラムの実装方法の詳細を知る必要はありません。詳細については、[スタート] > [プログラム] > [Net Express] > [ブックシェルフ] > [ホワイト ペーパー] > [Web Services with Cape Clear] をクリックして、参照してください。

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NLS の変更

  • Dialog System ランタイム構成オプションが新たに追加され、NLS ファイルを使用するスクリーンセットの修正に必要な時間が短縮されました。新しいサポートを使用すると、NLS ファイルを最初に生成および更新しなくても、スクリーンセットに追加された新しいオブジェクトをテストできます。新しいオプションを使用すると、等価のテキストが NLS ファイルに見つからない場合には、スクリーンセット内のオブジェクトにデフォルト テキストを使用できます。

  • 新しいランタイム構成オプションにアクセスするには、スクリーンセットが初期化されたときに、CONFIG-FLAG を 20 および CONFIG-VALUE を 1 に設定して、DSRTCFG を呼び出します。

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スクリーン解像度のサポート

  • Dialog System では、新しいスクリーン解像度のサイズがサポートされています。このサポートを使用すると、スクリーンセットを新しいスクリーン解像度で作成したり、動的なスクリーンセット サイズ設定ランタイム構成オプションを使用するときにスクリーンを適切なサイズに変更したりすることができます。

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Internet Explorer 6.0 のサポート

  • Net Express では、現在、Microsoft Internet Explorer 5 に代わって Microsoft Internet Explorer 6 がサポートされています。Microsoft Internet Explorer 5 も引き続きサポートされます。

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3.1 の拡張機能

以下の注意事項では、Net Express 3.0 Service Pack #1 と比較した Net Express 3.1 の拡張機能の概要について説明します。

COBOL と Java の相互運用性と EJB ラッピング
データ ツール
デバッグ
展開
Dialog System
インターネット アプリケーション ウィザード
Microsoft Terminal Server
OLE オートメーション
OpenESQL
本稼動でのデバッグ
プロジェクト
Revolve の統合
SQL Option for DB2

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COBOL と Java の相互運用性と EJB ラッピング

  • COBOL モジュールと Java モジュールの併用がより一層簡単になり、複雑な Java Native Interface (JNI) API を学習する必要がなくなりました。パラメータ タイプは、COBOL と Java との間で自動的に変換されます。COBOL メソッドを Java から呼び出すことも、Java メソッドを COBOL から呼び出すこともできます。

  • クラス ウィザードとメソッド ウィザードが拡張され、業界標準の Application Server で開発を行う場合に、Enterprise Java Beans (EJB) として COBOL オブジェクトのラッピングがサポートされるようになりました。

  • Object COBOL クラスを作成して、Java で Java クラスとして使用することも、OLE オートメーションで ActiveX クラスとして使用することもできます。

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データ ツール

  • データ ツールで 2GB を超える索引ファイル (IDXFORMAT"8" ファイル) がサポートされるようになりました。

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デバッグ

  • パーシステンス モニタが利用できるようになりました。「ウォッチ リスト」または個別のモニタで設定したすべてのデータ項目モニタが保存され、後続のデバッグ セッションで利用できます。

  • データ項目の値のリストを作成し、それらの値 の 1 つを選択してデータ項目に適用できます。このリストは、デバッグ セッション間で保持されます。

  • データ変更に関するブレークポイントを設定できます。データ項目が変更されるとプログラムが一時停止します。

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展開

  • Application Server は別の CD で提供されるようになったため、アプリケーションを展開しやすくなりました。

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Dialog System

  • 共通コントロール タイプの多くがサポートされるようになりました。オブジェクトを選択したり、オブジェクトの位置を指定したりすると、そのコントロールのテンプレート バージョンが、定義ウィンドウにペイントされます。ユーザー コントロールの概念が拡張され、Dialog System ツールバー パレットの新しい [プログラム済みコントロール] タブで特定のタイプのコントロール プログラムを選択できるようになりました。Windows GUI アプリケーション ウィザードが拡張されて、新しく利用できるようになったすべてのコントロール プログラムを生成できるようになりました。

  • 表示フィールドの中央揃えと右寄せがサポートされるようになりました。

  • スクリーンセット ボキャブラリ コピーファイルを、コマンド行から直接生成できるようになりました。単一およびバッチベースの生成オプションの詳細については、ヘルプを参照してください。

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インターネット アプリケーション ウィザード

  • インターネット アプリケーション ウィザードを使用して、CGI スタイルのアプリケーションの代わりに、ISAPI スタイルのアプリケーションを生成できるようになりました。

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Microsoft Terminal Server

  • Microsoft Windows NT Terminal Server および Microsoft Windows 2000 Terminal Services と Net Express を併用できます。詳細については、「インストール上の注意」にある「Microsoft Terminal Server」の項目を参照してください。

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OLE オートメーション

  • より多くの COBOL データ型がサポートされるようになりました。COMP-3 データ項目は、COBOL クライアントとサーバー間で OLE currency (VT_CY) データ項目として渡されます。COMP-X および COMP データ項目は、COBOL クライアントとサーバー間で、データ項目のサイズに応じて、2 バイトの整数 (VT_I2) または 4 バイトの整数 (VT_I4) として渡されます。これらの型は、オンライン マニュアル『Distributed Computing』の第 5 章に記載されている型の追加項目です。

  • オンライン マニュアル『Distributed Computing』の第 5 章で説明されているメソッド queryClassInfo にオプションのパラメータが 2 つ追加されました。これらのパラメータは、OLE サーバーの登録時に使用されます。これら 2 つのパラメータは次のとおりです。

    • theDescription (pic x(256)) - コンポーネントを登録する際の説明

    • theThreadModel (pic x(20)) - インプロセス サーバーの登録時に使用されるスレッド化モデル

    IDE クラス ウィザードでは、これらのパラメータが自動的に生成されます。

  • olesup クラスにメソッドが追加されました。詳細については、オンラインの「Class Library」リファレンスを参照してください。

  • 新しいデモンストレーション プログラムが追加されました。これらのプログラムでは、OLE オートメーション内のオブジェクト参照、イベント処理および名前付きパラメータの使用法をデモンストレーションします。

  • 新しいメソッドではなく接続メソッドを使用して、プログラムの新しいインスタンスを起動しなくても、すでに実行している Microsoft Word や Microsoft Excel などの OLE サーバーに接続できるようになりました。

  • インスタンス メソッドまたは他のクラスからクラス メソッドを呼び出せるようになりました。

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OpenESQL

  • XDB の ODBC ドライバが利用できるようになりました。

  • SQL トランザクション分離レベルが利用できるようになりました。

  • ODBC ストアド プロシージャ コール構文を使用して、出力パラメータを使用するストアド プロシージャ コールを、動的 SQL として準備および実行できます。

  • CONNECT 文が拡張され、ファイル データ ソースをサポートし、接続情報をアプリケーションに返せるようになりました。

  • ODBC カーソル ライブラリの使用時に位置指定更新が可能になりました。

  • 動的 SQL でパラメータ配列が使用できるようになりました。

  • DESCRIBE 文が拡張され、埋込み SQL の他の実装との互換性が向上しました。

  • HOLD カーソル宣言がサポートされるようになりました。HOLD カーソルは、Microsoft SQL サーバーのデフォルトです。

  • スクロール可能なカーソルがサポートされ、DECLARE CURSOR の構文が拡張されました。

  • ODBC 自動コミット モードが、実行時に制御できるようになりました。

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本稼動でのデバッグ

  • 新しい FaultFinder ユーティリティを本稼動環境で使用すると、異常終了が発生した場合に、アプリケーションのスナップショットが提供されます。

  • 新しい Profiler ユーティリティを本稼動環境で使用すると、アプリケーションのパフォーマンスを分析できます。

    これらのユーティリティの詳細については、NetExpress IDE の [ヘルプ] メニューで [ヘルプ トピック] をクリックし、[目次] タブで [リファレンス]、[FaultFinder] または [Profiler] の順に選択して、表示される説明を参照してください。

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プロジェクト

  • DOS プロンプトから Net Express プロジェクトをビルドできるようになりました。

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Revolve の統合

  • Net Express 統合開発環境 (IDE) では、Revolve で作成された調査対象 (.poi) ファイルが認識されるようになりました。

  • Revolve 6.0 を Net Express と同じマシンにインストールすると、Revolve 6.0 は Net Express の [ツール] メニューに表示されます。

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SQL Option for DB2

  • Net Express に、SQL Option for DB2 が新たに組み込まれました。この製品は、メインフレームへ DB2 を接続し、PC で DB2 を完全にエミュレートする機能を備えています。詳細は『Database Access』マニュアルの「SQL Option for DB2」の章、Net Express¥mfsql¥bin ディレクトリにある ReadMe ファイル、および Net Express IDE の [ヘルプ] メニューで [SQL for DB2] をクリックして表示されるオプションに記載されています。

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