Micro Focus

自動インストール

コマンド行パラメータを使用してインストールディレクトリ、ユーザ情報、およびインストールする機能を指定して、Micro Focus 製品を自動的にインストールできます。

この自動インストールは、Micro Focus 製品 CD の setup フォルダから次のように入力して行います。

start /wait install-file.exe /s /v"/qn"

インストーラ EXE ファイルの詳細については、製品 CD に格納されている setup\installcodes.txt を参照してください。

パラメータ

自動インストールは、デフォルトで %temp%¥[log filename] にログファイルが作成されます。これを変更するには、セットアップのコマンド行でパラメータ /l*v drive:¥path¥filename を追加します。作成されたログファイルが「正常に終了しました。」で終わっていた場合には、自動インストールは成功です。

ADDLOCAL パラメータを使用して、インストールする機能オプションを指定することができます。 製品 CD に格納されている setup\installcodes.txt に機能をあらわすコードが記載されています: ADDLOCAL={機能コード [,機能コード]*}

INSTALLDIR パラメータを使用して、デフォルトのインストール先フォルダを変更することができます: INSTALLDIR=path

例題
  • 製品を SRP32xxxxx.exe という名称のインストールファイル から自動インストールするには:
    start /wait SRP32xxxxxx.exe /s /v"/qn" 
  • 機能 NX のサブ機能である ES を NXP32xxxx.exeという名称のインストールファイル から自動インストールするには:
    start /wait NXP32xxxxxx.exe /s /v"/qn /l*vx ADDLOCAL=NX,ES"
  • 機能 DOTNET を NXP32xxxx.exeという名称のインストールファイル から自動インストールするには:
    start /wait NXP32xxxxxx.exe /s /v"/qn /l*vx ADDLOCAL=DOTNET" 
  • インストールして、ログを c:\install-log.txtに残すには:
    start /wait NXP32xxxxx.exe /s /v"/qn /l*vx c:\install-log.txt"
  • インストール先を c:\ma30 に変更するには:
    start /wait NXP32xxxxx.exe /s /v"/qn /l*vx INSTALLDIR=c:\ma30"
  • ライセンス情報を含めてインストールするには:
    start /wait NXP32xxxxx.exe /s /v"/qn SERIALNUM=MySerial 
          LICENSENUM=MyLicense DATABASEDIR=MyDatabasePath"