用語集

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16 ビット環境

16 ビットのセグメント化されたアドレス指定を使用するオペレーティングシステム。 たとえば、DOS と Windows 3.x です。

32 ビット環境も参照してください。

32 ビット環境

32 ビットのフラットアドレス指定を使用するオペレーティングシステム。 たとえば、Windows 95 と Windows NT です。

16 ビット環境も参照してください。

A

ActiveX コントロール

OLE コントロールの名前で、以前に使用していた用語である OCX コントロールに取って代わるものです。 ActiveX コントロールはイントラネットまたはインターネットを通してダウンロードすることができ、ActiveX が使用可能な Web ブラウザ (たとえば、Internet Explore 4.0 以上) で表示することができます。

OLE コントロールを参照してください。

ActiveX レイアウトフォーム

Microsoft ActiveX レイアウトコントロールを使用する Web ブラウザで表示するためのフォーム。 ActiveX レイアウトフォームの任意の場所にコントロールを配置することができ、フォームは意図どおり、正確に Web ブラウザに表示されます。 これは従来の HTML フォームと対照的です。従来の HTML フォームの最終的な表示形式は Web ブラウザが HTML マークアップを解釈する方法により決まります。

ActiveX レイアウトフォームは、Internet Explorer 4.0 以上など、Active X が使用可能な Web ブラウザでのみ表示することができます。

Adis

この COBOL システムで使用可能な改良された ACCEPT/DISPLAY 構文で生成されたコードを実行するランタイムサポートモジュール。

改良された ACCEPT/DISPLAY も参照してください。

ANSI'74、ANSI'85

COBOL 言語を対象とした米国規格協会 (ANSI) 標準を示す省略語。 ANSI'74 は米国規格 X3.23-1974 であり、ANSI'85 は ANS X3.23-1985 です。

API

Applications Programming Interface (アプリケーションプログラミングインターフェイス) の略。オペレーティングシステムなどの、プログラムに実装されるドキュメント化された関数の呼び出しの集まり。他のプログラムから呼び出して、共通サービスを使用することができます。

API 関数の呼び出し

Windows オペレーティングシステムなどの、プログラム内のパブリックエントリポイントへの、ドキュメント化された呼び出しインターフェイスに従った呼び出し。 この COBOL システムを含む、互換性のあるプログラミング言語から呼び出すことができます。

ASCII

American Standard Code for Information Interchange (情報交換用米国標準符号) の略で、ミニコンピュータでテキストを記憶するために使用されるコードです。 それぞれの文字は 1 バイトで格納されています。 標準と拡張の 2 つの形式があります。 標準形式では、7 ビットが使用され、128 種類の文字を表します。 この COBOL システムでは拡張形式を使用し、8 ビットすべてが使用され、256 種類の文字を表します。

B

Base

オブジェクト COBOL クラスライブラリのルートクラス。このシステムが提供する他のすべてのオブジェクト COBOL プログラムは Base から基本的な動作を継承します。

C

CallBack

クラス CallBack のオブジェクトはオブジェクトの参照とそのオブジェクトで実装されるメソッドの名前を格納します。 CallBack オブジェクトが「invoke」メッセージで送信されると、メッセージに格納されているオブジェクトで指定されたメソッドを実行します。

Cbllink

コマンド行インターフェイスの簡素化されたリンクユーティリティ。 Cbllink を使用して、1 ステップでコンパイルとリンクを行うことができます。

Cblnames

リンカを使用する前に実行すべきリンクユーティリティ。Cblnames は渡された .obj ファイルからすべてのパブリックシンボルを取り出し、別のファイル (cbllds.obj) を作成して、.obj ファイルにリンクさせます。

CCITCP2

CCITCP2 プロセスは、CCITCP 接続を行うために必要な登録プログラムです。 プログラムはバックグラウンドモードで実行されます。 CCITCP を機能させるためには、ネットワーク上で 1 つの CCITCP2 プロセスのみがアクティブであることが必要です。

CharacterArray

クラス CharacterArray のインスタンス。 CharacterArray は任意の長さの文字列を含むオブジェクトです。 CharacterArray はメッセージを送信したり、CALL文を実行するときに、パラメータとして文字列を渡す便利な方法です。

メッセージも参照してください。

COBDIR

COBOL システムディレクトリのパスのリストを含む環境変数。 各パスはセミコロン (;) で区切られます。

COBOL システムディレクトリ

プログラムを検索するために、COBOLランタイムシステムで自動的に検索されるディレクトリの集まり。 COBOL 環境変数で識別されます。 COBOL システムのファイルは COBOL システムディレクトリに格納する必要があります。

COM

Component Object Model。Microsoft の OLE 技術の別名。

OLE を参照してください。

Common Communications Interface (CCI;共通通信インターフェイス)

CCI (Common Communications Interface; 共通通信インターフェイス) は API (Application Programming Interface; アプリケーションプログラミングインターフェイス) で、アプリケーションの設計者がプラットフォームやプロトコルに依存しない通信をアプリケーションに組み込むことができるようにします。

Common Gateway Interface (CGI; 共通ゲートウェイインターフェイス)

HTTP サーバなどの情報サーバとのインターフェイスを取るための外部ゲートウェイプログラムの標準。 通常、CGI プログラムは、Web ブラウザに表示される HTML または ActiveX レイアウトフォームでエンドユーザが一部の情報を入力し、[送信] ボタンをクリックしたときに実行されます。 CGI プログラムはフォームから情報を受け取り、結果を Web ブラウザに送り返し表示します。

CGI と CGI プログラムは、Web サーバ上で実行される任意の種類のサーバ側プログラムを表すためによく使用される用語です。 Net Express ツールは CGI プログラムを作成し、再コンパイルとリビルドによってそれを他の Web サーバ API (ISAPI または NSAPI) に変換することができます。

Component Object Model

Microsoft の OLE 技術の別名。

OLE も参照してください。

cookie

サーバ側プログラムから Web ブラウザに渡される名前と値で構成されるトークン。cookie は、サーバ側プログラムでアプリケーションの状態を維持するために使用されます。 たとえば、cookie にユーザ ID を格納し、オンラインショッピングのアプリケーションでユーザが行った選択に関する情報を含む索引ファイルにアクセスするために使用することができます。

COPY ファイル

テキストを含むファイルで、コンパイラがプログラムの COPY 文を処理するときに、COBOL プログラムの本体に挿入します。

Coru

親の実行単位とそれから作成されたすべての実行単位で構成される実行単位の集まり。

CSS

カスケード表示のスタイルシートを参照してください。

D

DNS (Domain Name Service; ドメイン名サービス)

一意の名前を作成するためにピリオドで区切られた、テキスト名を組み合わせて使用する階層的な命名システム。

たとえば、machine2.microfocus.com のような名前が作成されます。

DOM (Document Object Model; ドキュメントオブジェクトモデル)

Web ページとその要素を表示するオブジェクト指向のビュー。動的 HTML の一部。各ページの要素は、名前と属性が設定されたオブジェクトとして表示されます。ユーザがページと対話することによって、これらのオブジェクトは動的に変化します。

E

EHTML (Embedded HTML; 埋め込み HTML)

COBOL プログラムの中に組み込まれている HTML。 EXEC HTML 文と END-EXEC 文により区切ります。

EJB (Enterprise JavaBeans)

分散型およびオブジェクト指向の企業レベルのアプリケーションを開発およびディプロイするためのアーキテクチャ。

.exe ファイル

実行形式ファイルを参照してください。

F

Fileshare クライアント

Fileshare クライアントは Fileshare バージョン 2 のクライアント部分です。

Fileshare クライアントは、ファイル処理リダイレクタモジュールを通してデータファイルに入出力要求を行うユーザプログラムです。

Fileshare サーバ

Fileshare サーバは、Fileshare バージョン 2 のサーバ部分です。

Fileshare サーバは、Fileshare クライアントのネットワークを通して要求を受け付け、呼び出し可能ファイルハンドラのローカルコピーを呼び出すことでそれらを処理し、Fileshare クライアントに結果を返します。

Flexi-text

横方向のスクロールが必要ないように、トピックウィンドウの側面に収まるように表示するときに動的に設定したオンラインヘルプファイルトピック固定行数のブロックは、ウィンドウの右端を超えて拡張することができます。

G

.gnt ファイル

生成コードファイルを参照してください。

GUI

グラフィックユーザインターフェイスを参照してください。

H

HPFS

ハイパフォーマンスファイルシステムを参照してください。

HTML (HyperText Markup Language; ハイパーテキストマークアップ言語)

インターネットやイントラネットでドキュメントを表示するためのマークアップ言語。HTML ドキュメントには、他のドキュメントへのジャンプ、ファイルのダウンロード、またはサーバ側プログラムの実行を行なうためのリンク (URL) を含めることができます。

HTML フォーム

Web ブラウザで表示されるフォーム。HTML は、フォーム要素を提供します。フォーム要素を使用すると、HTML ページにエントリフィールドやボタンなどのコントロールを追加できます。 HTML フォームは、フォームが使用可能なすべての Web ブラウザで表示できます。

HTTP (HyperText Transfer Protocol ; ハイパーテキスト転送プロトコル)

インターネットやイントラネットで HTML ページを取得するための通信プロトコル。

I

.idy ファイル

辞書ファイルを参照してください。

In-place アクティブ化

COM コンテナウィンドウ内で起動する COM サーバ。 in-place アクティブ化が発生すると、このサーバは、コンテナに独自のメニューとツールバーを追加できます。

COM コンテナCOM サーバも参照してください。

.int ファイル

中間コードファイルを参照してください。

INVOKE

オブジェクトにメッセージを送信すること。オブジェクト COBOL は、新しい動詞 INVOKE を定義して、メッセージを送信できるようにします。

J

JAR ファイル

Java アーカイブファイル。Java アプレットを、実行に必要な他のクラス、サウンドファイル、および、イメージファイルとともにパッケージするために使用します。 JAR ファイル形式は、Zip ファイル形式に基づきます。

Java

Java は、簡単で堅固なオブジェクト指向の、プラットフォームに依存しないマルチスレッド化された、動的な汎用プログラミング環境です。 この環境は主に、エンドユーザのブラウザ内でマシンのリソースを使用して実行されるアプレット (小さなアプリケーション) を作成するために使用されます。

JavaScript

Web ブラウザで使用するオブジェクト指向のスクリプト言語。JavaScript コードは、HTML ページ、HTML フォーム、または、ActiveX レイアウトフォームに埋め込むことができます。 JavaScript を使用すると、ページまたはフォームを対話式にして、サーバ側プログラムを実行しなくても、ユーザイベント (マウスクリックなど) に応答することができます。 すべてのブラウザが JavaScript をサポートしているわけではありません。Netscape Navigator V2.0 以降と Microsoft Internet Explorer 3.0 以降は、どちらも JavaScript をサポートしています。 JavaScript と Java を混同しないでください。これらの構文は似ていますが、Java は、高度なアプリケーションの作成をサポートする完全なプログラミング言語です。

JIT

ジャストインタイムの省略語。ジャストインタイムデバッグを参照してください。

JIT (just-in-time; ジャストインタイム) デバッグ

プログラムに障害が生じた場合にのみデバッガが起動する、プログラムのデバッグ方法。

JScript

JavaScript の別名。

K

K

コンピュータの記憶域のサイズを示す単位であり、1024 バイトに相当します。

L

.lib ファイル

システム実行形式ファイルにリンク可能なバイナリオブジェクトを含むファイル。 .lib ファイルの共通の種類には、動的リンクライブラリでの呼び出しに対する間接参照が含まれ、インポートライブラリと呼ばれます。 このファイルの正しいフォーマットは、プラットフォームによって異なります。

M

MB

メガバイトの省略語。コンピュータの記憶域のサイズを示す単位。1024 キロバイトと同等です。

Micro Focus の圧縮ルーチン

データ圧縮を実行するために使用される Micro Focus のルーチン。 このルーチンは、実行長エンコードの形式でデータ圧縮を実行します。 このルーチンは、CBLDCnnn と呼ばれるモジュールに保存されています。そのようなルーチンは最大 127 個まで指定することができます。

圧縮ルーチンユーザ作成の圧縮ルーチンも参照してください。

N

NTFS

Windows NT ファイルシステムを参照してください。

O

.obj ファイル

オブジェクトコードファイルを参照してください。

OCX コントロール

OLE コントロールを参照してください。

OLE

オブジェクトリンクおよび埋め込み。 アプリケーションが連動できるようにする Windows のプロトコル。 COM (Component Object Model) とも呼ばれます。

OLE オートメーション

オブジェクト間の基本的なメッセージ処理を扱う OLE の部分。 OLE オートメーションクライアントは、OLE オートメーションサーバへの要求を開始して送信できます。

OLE も参照してください。

OLE コンテナ

OLE サーバによって作成されたドキュメントの埋め込みを可能にする OLE クライアントとして機能する、OLE が使用可能なアプリケーション。

OLE も参照してください。

OLE コントロール

OLE 技術に基づいてビルドされたカスタムコントロール。 カスタムコントロールは、非常に複雑な機能をカプセル化できます。 たとえば、グリッドコントロールを購入すると、スプレッドシート型の機能をアプリケーションに組み込むことができます。 OLE コントロールは、ActiveX コントロールとも呼ばれます。

ActiveX コントロールコントロールOLE も参照してください。

OLE サーバ

OLE クライアントが、サーバによって作成されたドキュメントをクライアントによって作成されたドキュメント内に埋め込むことができるようにする、OLE が使用可能なアプリケーション。 OLE サーバと OLE クライアントは、OLE オートメーションサーバおよびクライアントよりも正確に定義されたフレームワーク内で動作させる必要があります。

OLEOLE オートメーションOLE コンテナも参照してください。

OO RTS

オブジェクト COBOL ランタイムシステムを参照してください。

OrderedCollection

コレクションの種類の 1 つ。 OrderedCollection の最後に要素を「追加」するか、または特定の索引が付けられた位置にそれらを「atPut」できます。 要素を「追加」すると、それらを収容するために、OrderedCollection のサイズが大きくなります。

P

PATH

Windows 上で、プログラムの起動時に検索される一連のディレクトリを指定するために使用されるコマンド。 PATH という用語は、このリストを参照するためにも使用されます。 ファイルは、このコマンドに指定されたディレクトリの 1 つにある場合は、「PATH 上にある」といわれます。 現在システムに設定されている PATH のリストを表示するには、コマンド行で PATH と入力してください。

PERFORM 範囲

単一の PERFORM 文によって囲まれたコード行。

Publisher

UNIX オプションによって、アプリケーションをパブリッシュするために提供されたツール。

Q

R

RTS

ランタイムシステムを参照してください。

S

SELF

発生するオブジェクトハンドルを含む予約済みの変数。 オブジェクトがメッセージをオブジェクト自体に送信できるようにするために使用されます。

オブジェクト A から SELF にメッセージを送信する場合は、オブジェクト A はメッセージの受信者です。メッセージをオブジェクト C からそれ自体に送信する場合は、オブジェクト C はメッセージの受信者です。 SELF は、常に、メソッドが継承したものであっても、オブジェクトが現在実行中であることを示します。

たとえば、クラス A と B のインスタンスである 2 つのオブジェクト A' と B'で、B が A から継承するとします。A はインスタンスメソッド「calculateValue」を実装しています。 「calculateValue」はメッセージ「getObjectConstat」をそれ自体に送信します。 B' が「calculateValue」メッセージを送信した場合は、メソッドがクラス A から継承されます。「calculateValue」がメッセージ「getObjectConstant」を送信するとき、メッセージは実際に B' に送信されます。 A' が「calculateValue」メッセージを送信する場合は、SELF に送信するとメッセージを A' に送信します。

オブジェクト参照の任意のデータ項目とまったく同様に SELF を使用することができるため、他のメソッドにパラメータとして渡すこともできます。

継承メッセージオブジェクト参照SELFCLASSSUPER も参照してください。

SELFCLASS

この現在のオブジェクトのクラスオブジェクトに対するオブジェクトハンドルを含む予約済みの変数。 インスタンスが、それを作成したクラスオブジェクトにメッセージを送信できるようにします。

オブジェクト参照の任意のデータ項目とまったく同様に SELF を使用することができるため、他のメソッドにパラメータとして渡すこともできます。

継承メッセージオブジェクト参照SELFSUPER も参照してください。

SUPER

INVOKE 文で使用されるときにオブジェクト参照のように動作する予約語。 SELF 同様に、オブジェクトがそれ自体にメッセージを送信することを可能にしますが、照合メソッドの検索は、メソッドのスーパークラスのコードから開始します。

インスタンスから使用される場合は、OO RTS はスーパークラスのインスタンスコードからメソッドの検索を開始し、メッセージと一致するメソッドを検出するまですべてのスーパークラスのインスタンスメソッドを上に向かって検索します。クラスメソッドから使用される場合、OO RTS は、スーパークラスのクラスオブジェクトコードからクラスメソッドの検索を開始し、メッセージと一致するメソッドを検出するまで、すべてのスーパークラスのクラスメソッドを上に向かって検索します。>glos@mfnetx31.hlp

SELF および SELFCLASS と異なり、SUPER はオブジェクトハンドルを含むデータ項目ではありません。SUPER をメソッドにパラメータとして渡すことができません。

継承メッセージオブジェクト参照SELFSELFCLASS も参照してください。

T

Thunk

あるインターフェイスの呼び出しを別のインターフェイスの呼び出しに変換するためのコード。

Thunk 処理

thunk コードを使用してあるインターフェイスの呼び出しを別のインターフェイスの呼び出しに変換します。

Thunk も参照してください。

U

URL (Uniform Resource Locator)

インターネットやイントラネット上の情報の場所を表します。 たとえば、「Micro Focus Enterprise Client Server Solution」の URL は、次のとおりです。

http://www.microfocus.com/ads/dc/products/netex30.asp

URL の最初の部分は、http です。http は、Hypertext Transfer Protocol の略で、Web サーバから情報を転送するためのプロトコルを表します。 URL の 2 番目の部分「www.microfocus.com」は、インターネット上で一意に識別される Web サーバのドメイン名です。 URL の最後の部分「/ads/dc/products/netex30.asp」は、サーバ上の特定のリソースを表すパスとファイル名です。URL では、HTML ページサーバ側プログラム、または、サーバからクライアントにダウンロードするファイルを指定できます。

V

VRECGEN

メインフレーム上で実行される Net Express のユーティリティ。 このユーティリティを使用して、可変長レコードを格納したメインフレームファイルを読み込み、各レコードとそのレコード長をファイルに書き込みます。 このファイルは後で、PC に転送され、元のファイルを作り直すために使用されます。

VRECGEN2

メインフレーム上で実行される Net Express のユーティリティ。 このユーティリティを使用して、各レコードとそのレコード長が格納されている、アップロードされた PC ファイルを読み込み、可変長レコードを格納するメインフレームファイルに書き込みます。

W

W3C (World Wide Web Consortium; World Wide Web コンソーシアム)

WWW を発展させるための標準と、仕様や参照ソフトウェアを作成することにより WWW 製品の間の互換性を発展させるための業界コンソーシアム。

Web サーバ

クライアント (この場合は、Web ブラウザ) からの要求に応答するネットワーク上のマシン。

Web サイト

すべての HTML ドキュメント、CGI プログラムなどを含む Web サーバ。

Web ブラウザ

WWW 用のマテリアルを表示するためのプログラム。ブラウザは、URL および HTML マークアップを解読し、いくつかのインターネットプロトコルを理解します。

Web マスター

特定の Web サーバまたは Web サイトの責任者。

Windows NT ファイルシステム

Windows NT のオプションのファイル処理システム。 これを使用すると、ファイルアクセスの効率が非常に良くなり、ファイル名は 8 文字の基本名、ピリオド、3 文字の拡張子からなる名前に制限されません。 ディスクは NTFS を使用するために特別にフォーマットする必要があります。

Winproc

ウィンドウ手続きを参照してください。

WWW (World Wide Web)

リンクされたハイパーメディアドキュメント。Web に接続している組織や個人が、テキスト、画像、音声、および、動画を配置できます。

X

Y

Z

Zip ファイル

Pkzip ユーティリティにより圧縮された形式でファイルを格納します。 デフォルトの拡張子は .zip です。 zip ファイルには、多くの通常のファイルを格納できます。 Pkunzip ユーティリティにより解凍 (「uunzip」) できます。

アイコン

オブジェクトまたは選択項目 (たとえば、ウィンドウ、プロジェクト、ツール、プログラム、ドキュメント、データセット、コンテナなど) を表わす小さなピクチャ。 ウィンドウを最小化 (アイコン化) すると、デスクトップ上のスペースを節約できます。

アクション

アプリケーションがオブジェクトに対して実行する定義済みのタスク。 メニューの選択項目を選択するか、ボタンを押すか、あるいはオブジェクトを直接操作することでアクションを要求します。

グラフィックオブジェクトも参照してください。

アクセラレータキー

キーボードショートカットを参照してください。

アクティブウィンドウ

キーボードからの入力を現在受け付けることができるウィンドウで、強調表示されたタイトルバーと境界線で識別されます。

圧縮ルーチン

ファイル上でデータ圧縮またはキー圧縮を実行するプログラムから呼び出すルーチン。 Micro Focus は圧縮ルーチンを提供しています。ユーザは独自の圧縮ルーチンを作成することができます。

Micro Focus の圧縮ルーチンユーザ作成の圧縮ルーチンも参照してください。

アプリケーション

単一コマンドで呼び出されるプログラムとサブプログラムの集まり。

暗黙のファイル名

基本名 (つまり、ファイル拡張子なしのファイル名) のみが指定されたプログラムから呼び出されるファイル名。次に例を示します。

call "myprog"

暗黙のファイル名では、ランタイムシステムは特定の順序で (たとえば、まず filename.gnt のファイルがあるかどうかを確認してから、filename.int を探すといった具合に) ファイルを検索します。

明示的なファイル名と比較してください。

暗黙の呼び出し

呼び出されるプログラムの基本名 (つまり、ファイル拡張子なしのファイル名) のみが指定された、プログラムからの呼び出し。次に例を示します。

call "myprog"

暗黙の呼び出しでは、ランタイムシステムは特定の順序で (たとえば、まず filename.gnt のファイルがあるかどうかを確認してから、filename.int を探すといった具合に) ファイルを検索します。

明示的な呼び出しと比較してください。

一次ウィンドウ

デスクトップに直接表示される、つまり他のウィンドウの子ではないウィンドウ。

二次ウィンドウも参照してください。

一般保護違反

保護違反を参照してください。

イベント

キーを押すなどの、ユーザが行った動作で、メッセージをウィンドウ手続きに送信します。OO プログラミングの場合にはオブジェクトに送信します。

または

クリティカルセクションをロックするための同期プリミティブ。セクションは、そのセクションをロックしたスレッドで排他的に使用されます。

イベント項目

イベントを参照してください。

イベントハンドラ

イベントを処理する一部のコード。ウィンドウやダイアログボックスのイベントハンドラは、オブジェクト COBOL のメソッドです。 HTML または ActiveX レイアウトフォームのイベントハンドラは、JavaScript または Jscript で記述して、HTML ページに組み込みます。

インクルードファイル

コンパイラが、COBOL プログラム内の INCLUDE 文を処理するときに、このプログラムの本文に挿入する、テキストを含んだファイル。

COPYファイルも参照してください。

インスタンス

再帰ルーチンへの単一の呼び出し結果である指示とデータ。

インスタンスオブジェクトも参照してください。

インスタンスオブジェクト

特定クラスのオブジェクトの単一オカレンス。 インスタンスオブジェクトは、クラスオブジェクトに適切なメッセージ (通常は「new」) を送信することによって作成されます。 たとえば、デスクトップに表示するウィンドウを作成するには、Window クラスオブジェクトに 「new」メッセージを送信します。 インスタンスオブジェクトのメソッドとデータは、クラスプログラム内にネストされた、オブジェクトプログラムに定義されています。 オブジェクトプログラムは、ヘッダー OBJECT から始まり、END OBJECT で終わります。

インスタンス化

プログラムに単一の呼び出しを行なうことによって、プログラムを実行すること。 実行される指示は、プログラムへの単一の呼び出しによって作成されたデータとともに、プログラムのインスタンスと呼ばれます。

イントロスペクション

Java Bean クラスが、Java Bean API の説明を作成するために読み取られるプロセス。 これは、Java Core Reflection API の 一部である Introspector クラスによって実行されます。

ウィンドウ

境界線で囲まれた画面の領域で、情報が表示されます。 ウィンドウは画面と同じサイズであるか、それよりも小さく設定することができます。

ウィンドウクラス

API プログラミングで、特定のウィンドウ手続きに関連付けられた名前。同じウィンドウクラスのインスタンスである複数のウィンドウで同じウィンドウ手続きを共有できます。

ウィンドウサブツリー

処理されない手続き。これが存在する場合は、プログラムの構造が悪いことを意味します。

ウィンドウ手続き

API プログラミングで、ウィンドウを制御し、ウィンドウに送られたすべてのメッセージを処理する、特定の種類のウィンドウに関連付けられたコードの一部。 ウィンドウ手続きは、winproc と省略されることがよくあります。

ウィンドウの境界線

境界線を参照してください。

ウィンドウのタイトルバー

タイトルバーを参照してください。

エントリフィールド

ユーザが情報を入力できるテキストボックス。

エントリポイント

コードの一部で、実行を開始するラベルが付けられた場所。

オブジェクト

カプセル化されたデータとメソッド。 オブジェクトのデータにアクセスする唯一の方法は、オブジェクトにメッセージを送信する方法です。 オブジェクトを、適切な操作 (メソッド) の実装を含む高度なデータと考えることもできます。

クラスおよびインスタンスの 2 つの種類のオブジェクトがあります。 クラスオブジェクトは、クラスを登録すると作成されます。インスタンスは、適切なメッセージを、そのインスタンスを定義するクラスオブジェクトに送信すると必ず作成されます。オブジェクト COBOL ランタイムシステムは、各オブジェクトに対して、メモリ内にそれぞれのデータ領域を割り当てます。 実行単位内に、同じ種類の多数のインスタンスオブジェクトを含めることが可能ですが、クラスオブジェクトは、それぞれの種類に対して 1 つです。

オブジェクトインターフェイス

オブジェクトインターフェイスは、オブジェクトによって実装されるメソッドと、各メソッドによってオブジェクトとの間でやりとりされるパラメータの説明のリストです。

パブリックインターフェイスも参照してください。

オブジェクトコード

リンカで使用するためにコンパイラによって作成される標準形式のコード。

オブジェクトコードファイル

オブジェクトコードを含むファイル。オブジェクトコードファイルは、拡張子が .obj で、.obj ファイルとも呼ばれます。

オブジェクト参照

オブジェクトハンドルを保持できるオブジェクト参照として宣言される、COBOL データ項目。 メッセージを送信する場合、または COBOL 呼び出しを行なう場合は、オブジェクト参照をパラメータとして渡して、アプリケーションの異なる部分の間でオブジェクトを実際に受け渡すこともできます。 オブジェクト参照には型がないため、同じデータ項目が、任意のクラスオブジェクトまたはインスタンスオブジェクトへのオブジェクト参照を保持できます。 つまり、あるクラスまたは別のクラスのインスタンスを保持するために宣言されたオブジェクト参照には区別がありません。

オブジェクトハンドルも参照してください。

オブジェクト指向ランタイムシステム

標準の COBOL ランタイムシステムではサポートされない、オブジェクト指向プログラミングの機能 (たとえば、オブジェクトの作成や破棄) をサポートします。

オブジェクトハンドル

特定のオブジェクトにアクセスするための ID または参照。 オブジェクトが実行時に作成されるときに、一意のハンドルが割り当てられます。 メッセージを送信するときは、必ずオブジェクトハンドルを指定します。OO RTS は、このハンドルを使用して、メッセージを受信するオブジェクトを検索します。 オブジェクトハンドルは、オブジェクト参照のデータ項目に保存します。

オブジェクト参照も参照してください。

オプションボタン

テキストのラベルが付いた円形のボタン。 あるオプションボタンを選択すると、同じグループボックス内にある他のオプションボタンはすべて選択解除されます。 円は、選択されると部分的に塗りつぶされます。 オプションボタンは、同時に選択できない一連の選択項目に使用されます。

オペレーティングシステムサポート

ランタイムサポートモジュールを参照してください。

別の実行単位を作成した実行単位、または別のウィンドウを開いたウィンドウ。

オンライン参照

作業中に画面に表示できる、フォーマット済み情報のデータベース。これは電子ブックで、印刷されたマニュアルよりも高度な方法で構成されています。

オンラインヘルプ

作業中に表示できる情報画面の集まり。 各画面には、現在表示されているメニューで使用できる機能が一覧表示されて、簡単な説明が示されます。

オンラインヘルプファイル

オンラインヘルプソースファイルから、オンラインヘルプビルダによって作成される、拡張子が .hnf であるファイル。

カーソル

キーを押したときに画面上にテキストが表示される場所、または選択を行うことができる場所を示すグラフィックイメージ。

外部トピック名

外部ソースからトピックにアクセスする場合に、オンラインヘルプファイルで使用されます。 これらの名前はオンラインヘルプファイルのツリー構造に保持されます。オンラインヘルプビューアへの検索または入力にトピック名を使用すると、指定された名前がツリーで検索されます。

外部ファイル

ANSI'85 標準により EXTERNAL と定義されたファイル。 実行単位で実行されているプログラムでアクセスすることができます。 外部割り当てファイルと外部ファイルを混同しないでください。

外部割り当てファイル

SELECT 文の ASSIGN 句においてではなく、オペレーティングシステムのコマンドなど、プログラムの外部の機構を通して COBOL プログラムに指定された名前のファイル。

動的な割り当てファイルも参照してください。

改良された ACCEPT/DISPLAY

このシステムで使用可能な ACCEPT と DISPLAY 構文は ANSI 標準よりも拡張され、画面とキーボードのより高度な処理を可能にしました。

そのような ACCEPT や DISPLAY 構文は改良または拡張と呼ばれます。

Adisも参照してください。

拡張 ACCEPT/DISPLAY

改良された ACCEPT/DISPLAY を参照してください。

拡張子

ピリオド (.) の後に続くファイル名の一部。 NTFS では、最後のピリオドの後の部分です。

カスケード表示のスタイルシート

HTML ドキュメントの構造から表示情報の分離を可能にする HTML の追加標準。 スタイルは、個別の要素に対する STYLE 属性、HTML ドキュメントの見出しの要素タイプを指定する <STYLE>...</STYLE> ブロック、または独自の .css ファイルによって HTML 要素に追加することができます。 また、スタイルは、.css ファイルまたは <STYLE>...</STYLE> ブロックでクラスとして定義し、CLASS 属性によって要素に追加することもできます。

スタイルシートは、優先順位に従ってカスケード表示されます。その際には、.css ファイルのスタイルの優先順位が最も低くなり、STYLE 属性で宣言されたスタイルの優先順位が最も高くなります。

ガゼット

コントロールを参照してください。

カプセル化

OO プログラミングでは、オブジェクトが提供するメソッドでのみデータにアクセスまたは操作することができるため、オブジェクトのデータがカプセル化されているといいます。 特定のメソッドを呼び出すには、オブジェクトにメッセージを送信します。

簡単なリストボックス

選択を行ったオブジェクトと設定のリストを含むテキストボックス。

選択リストボックスも参照してください。

キー圧縮

KEYCOMRESS 指令によって $SET 文に指定されます。キー圧縮を使用すると、索引ファイルのキーを圧縮することによって、ディスクスペースを節約できます。

キーボードショートカット

機能に対する直接的なショートカットを提供するキー。 たとえば、 Ctrl キーを押しながら O キーを押すことは、Net Express メニューの [ファイル] の [開く] をクリックすることと同等です。 メニュー項目にキーボードショートカットが結合している場合は、対応する項目に対して右寄せした状態で表示されます。

キーボードショートカット設定

キーボードショートカットの集まり。

基本名

ファイル名の主要な部分。つまり、パス、拡張子や「\」、「.」などの区切り文字を除いた名前。

境界

テーブルや配列の制限。 BOUND 指令は、コンパイルされたコードが境界を越えても良いかどうかを決定します。

境界線

ウィンドウやプッシュボタンなどの、オブジェクトの境界の視覚的な表示。

サイズ変更可能な境界線も参照してください。

兄弟ウィンドウ

上下のコントロールに関連付けられた編集フィールドで、コントロールに設定されている現在の値を表示します。 兄弟ウィンドウは、上下のコントロールから直接、メッセージを受け取ります。

強調表示

オブジェクトまたは項目が選択されていることを示す視覚的な方法 (反転表示または色の変化)。

共有ランタイムシステム

共有ランタイムシステムを使用するためにリンクされたアプリケーションには、実行形式ファイルに含まれるランタイムサポートコードはありません。 代わりに、コードは共有ランタイムシステムに含まれるランタイムモジュールを呼び出すために含まれます。

静的にリンクされたランタイムシステムも参照してください。

切り取り

別の場所に貼り付けて戻すために、ファイルからテキストを削除し、クリップボードにそれを移動する編集操作。

貼り付けも参照してください。

クライアントウィンドウ

アプリケーションで開かれる二次ウィンドウ。

クライアント領域

アプリケーションで使用可能なワークスペースを構成するウィンドウの部分。

クラス

クラスオブジェクトとそのインスタンスオブジェクトのコードとデータの記述を含むオブジェクト COBOL プログラム。 クラスプログラムとも呼ばれます。 クラスはネストされた COBOL プログラムから構成され、クラスオブジェクトとインスタンスオブジェクトメソッドに対応します。 各クラスはクラスとその継承元のクラスを指定する識別子で始まります。 クラスが実行時にロードされると、OO ランタイムシステムがクラスオブジェクトを作成します。

クラスオブジェクト

同じタイプのインスタンスオブジェクトを作成するためのテンプレートとして機能するオブジェクト。 たとえば、OrderedCollection クラスオブジェクトは OrderedCollection のインスタンスを作成します。 クラスオブジェクト自体は作成するインスタンスオブジェクトと同じ動作とメソッドを持っていません。

たとえば、ビスケットの抜き型はビスケットを作るための型ですが、ビスケットの抜き型を食べることはできず、別のビスケットからビスケットの型を抜き取ることができないのと同じです。オブジェクト COBOL では、クラスオブジェクトのすべてのメソッドとデータ、および、クラスオブジェクトから作成されるインスタンスオブジェクトは、クラスプログラムとして表されます。

クラスオブジェクトは、実行時にクラスがロードされると作成されます。

クラスも参照してください。

クラスコントロール段落

プログラムが使用するすべてのクラスを一覧表示します。 クラスコントロール段落は、環境部のオブジェクト節の一部です。 各エントリはクラス名をクラス実行可能ファイルのファイル名にリンクします。 クラス名は、プログラムが実行時にクラスオブジェクトへメッセージを送信するために使用するオブジェクト参照です。

プログラム自体がオブジェクト COBOL クラスの場合は、クラスコントロール段落でスーパークラスとクラス自体も一覧表示します。

クラスクラスオブジェクトオブジェクト参照、および、スーパークラスも参照してください。

クラスプログラム

クラスを参照してください。

クラスライブラリ

オブジェクト COBOL で提供されるクラスの集まり。 クラスライブラリのルート クラスである Base は、すべてのクラスの基本的な動作を実装し、ユーザ独自のクラスのスーパークラスを提供します。 また、コレクション、例外ハンドラ、CallBack、GUI インターフェイスを実装するためのクラスもあります。

グラフィックオブジェクト

1 つの単位として操作できる画面上の項目。ポインタ、アイコン、ウィンドウ、メニューなど。

グラフィックユーザインターフェイス

アイコンを選択したり、プルダウンメニューやダイアログボックスなどのウィンドウから項目を選択することによってプログラムの動作を制御するユーザインターフェイス。通常は、マウスでクリックして選択します。

クリック

マウスボタンを押して、離すこと (このアクションが発する音に由来します)。

クリックし、ドラッグする

マウスボタンを押し続けながら、マウスポインタを目的の方向に移動し、ボタンを離すこと。

クリップボード

切り取って貼り付ける操作中に、一時的にデータ (テキストまたはグラフィック) を保持するための記憶域。

切り取り貼り付けも参照してください。

クリティカルセクション

共有データにアクセスするマルチスレッドプログラムのコードの領域。クリティカルセクションはさまざまな同期プリミティブにより保護できます。

グループボックス

コントロールグループのタイトルとボックス。 このボックスは、関連するコントロールのグループを視覚的に強調するために使用されます。

クローン作成

すべての従属関係を維持し、ビルド設定をそのまま残して、別のディレクトリにプロジェクトやソースファイルをコピー (必要に応じて別の名前を使用します) するプロセス。 元のプロジェクトをそのまま残しながら、既存のプロジェクトの作業バージョンを作成するのに便利です。

クロスリファレンスリスト

オンラインヘルプファイルの特別な種類の固定行数トピックです。各行には別のトピックへのクロスリファレンスが含まれます。このようなトピックは、.list タグを使用して定義します。 フォーマットタグを含めることはできません。 クロスリファレンスリストが表示されると、全幅のカーソルが表示されます。 このカーソルを使用して、参照したい行を選択できます。

この行の最初の語句は、ホットスポットとして定義しない限り、クロスリファレンス名として使用されます。ホットスポットとして定義している場合には、ホットスポットのクロスリファレンスが使用されます。

継承

サブクラスが、そのスーパークラスの機能へのアクセス権を持つための機構。 サブクラスは、常にそのスーパークラスのメソッドをすべて継承し、必要に応じてメソッドを上書きできます。 サブクラスは、そのスーパークラスのデータも継承できますが、これは、サブクラスおよびスーパークラスの両方の CLASS-ID ヘッダーの設定によります。 共通の機能を持つ異なる種類のオブジェクトを識別することによって、単一クラスでその機能の共通メソッドを実装し、それを任意の数のサブクラスに継承させることができます。

各クラスは、そのスーパークラスのメソッドをすべて継承できるため、1 つのクラスは、最終的にルートクラスに至るまでのすべてのメソッドを継承することになります。 クラスオブジェクトはそのスーパークラスのクラスメソッドを継承し、インスタンスオブジェクトはそのスーパークラスのインスタンスメソッドを継承します。このオブジェクト COBOL の実装では、クラスは 1 つの直接のスーパークラスのみを持ちます。 このスーパークラスは、CLASS-ID ヘッダーの INHERITS 句に指定されています。

サブクラススーパークラスも参照してください。

現在のディレクトリ

オペレーティングシステムがファイルを探すときに、パスが指定されていない場合に最初に検索するディレクトリ。

現在の文

デバッグ時に、現在実行されている文、または現在実行されている文がない場合には、次に実行される文。

現在のレコードポインタ

CRP (Current Record Pointer; 現在のレコードポインタ) は、順読み込み操作によって返すレコードを決めるために使用します。 CRP は OPEN、READ、START で設定します。

別の実行単位で作成される実行単位。

子ウィンドウ

親がデスクトップ以外の別のウィンドウであるウィンドウ。 Microsoft Windows では、子ウィンドウはそのプロパティと属性で制限されます。

コード

両方のマウスボタンを同時に押すこと。

固定行数ブロック

フォーマットなしの場合とまったく同様に表示されるオンラインヘルプファイルトピックの行ブロック。縦揃えの必要がない場合は、:lines タグと :elines タグを使用してこのブロックを定義します。縦揃えが必要な場合は、ブロックを文字の図として定義する必要があります。

コレクション

要素のグループを格納するために使用されるオブジェクトの種類。 コレクションは COBOL の表に類似していますが、表とは異なります。コレクションは必ずしも最初のサイズに固定される必要はなく、要素が追加されるごとにサイズが大きくなります。コレクションの要素には、特定の種類の文字列および数値データを含めることもできますが、通常はオブジェクトです。オブジェクト COBOL クラスライブラリには多くの種類の異なるコレクションがありますが、それぞれ異なる方法でデータを編成します。

コンテキスト番号

オンラインヘルプファイルのすべてのトピックには、そのトピックを参照する一意のコンテキスト番号があります。 コンテキスト番号は、ファイルの各トピックのアドレスを定義するルックアップテーブルの索引として使用されます。

コンテキスト番号を選択し、.define タグを使用してトピックを定義することができます。 コンテキスト番号は完全に任意のもので、ファイルの構造を反映したものではありません。 ソースファイルのトピックの順序が、認識されている唯一の構造です。

複数のコンテキスト番号で同じトピックを示すこともできます。

コンテキストメニュー

ポップアップメニューを参照してください。

コントロール

選択項目の選択、または情報の入力を可能にするオブジェクト。 エントリフィールド、リストボックスの他に、チェックボックス、プッシュボタン、オプションボタン、スピンボタンなどのボタンがあります。

ボタンも参照してください。

コンパイラ

COBOL ソースプログラムの構文をチェックし、それをネイティブコードに変換する構成要素。

コンパイラフェーズ

コンパイラは 2 つのフェーズで動作します。最初のフェーズはチェックフェーズと呼ばれます。このフェーズでは、コンパイラは構文をチェックし、ソースコードから中間コードを生成します。2 番目のフェーズは生成フェーズです。このフェーズでは、コンパイラはオブジェクトコードまたは生成コードを必要に応じて生成します。

コンビネーションボックス

コンボボックスまたは選択リストボックスとも呼ばれます。

選択リストボックスを参照してください。

コンポーネント

シグナルを送受信できるオブジェクト。 オブジェクトに「makeComponent」メッセージを送信することにより、そのオブジェクトをコンポーネントに変更することができます。 コンポーネントはマイクロチップと同様の方法で動作します。つまり、入出力の集合を定義します。 コンポーネントはランタイムエラーを発生することなく、シグナルを受信する別のコンポーネントがあるかないかに関わらず、出力シグナルを送信することができます。

オブジェクトシグナルも参照してください。

サーバ側プログラム

サーバマシン上で実行されるアプリケーションの一部。 インターネットアプリケーションの場合は、Web サーバ上で実行され、フォームからのエンドユーザの入力を処理するプログラムです。用語 CGI と CGI プログラムは、通常、サーバ側プログラムという用語と同義で使用されます。 CGI は Web サーバのサーバ側プログラムを作成するための API の 1 つにすぎませんが、最も広く使用されています。

再帰

あるコードが、以前に実行したそれと同じコードが終了する前に実行されると、再帰が発生します。たとえば、プログラムがそれ自体を呼び出す場合などです。このように実行できるコードは、再入可能なコードと呼ばれます。その指示は不変でなければならず、変数をローカル記憶域に定義して、コードのあるインスタンスのデータが、別のインスタンスのデータを妨害しないようにする必要があります。 再帰は、オブジェクト指向プログラミング、API プログラミング、および動的リンクライブラリでのコードのパッケージ化など、共有ライブラリ ルーチンを使用する場合の一般的な方法です。

最小化

ウィンドウを最小サイズ (アイコン化) まで小さくすること。

最小化ボタン

ウィンドウの右上端にある最大化アイコンの左に表示される、ビットマップでラベルが付けられたプッシュボタン。 このボタンを押すと、ウィンドウが最小化されます。

サイズ変更可能な境界線

ウィンドウの高さと幅を変更するために使用できるウィンドウを囲む境界線。

サイズ変更境界

サイズ変更可能な境界線を参照してください。

最大化

ウィンドウを最大サイズ (全画面サイズ) に拡大すること。

最大化ボタン

ウィンドウの右上のビットマップによってラベルが付けられたボタン。 このボタンを押すと、ウィンドウが最大化します。

最適化コード

コンパイラによって生成されるネイティブコード。 COBOL コードは、まず中間コードに変換されてから、ネイティブコードに最適化されます。 最適化には、2 つの基本的なレベルがあります。 下位レベルでは、ソースコードの行と直接対応するマシンコードが生成されます。 上位レベルでは、さらに圧縮が実行されて、より高速で小さいコードが生成されます。

中間コードを .obj ファイルに直接埋め込むことで、さらに小さいコードを生成できます。 これは、非最適化 .obj ファイルです。

再入可能なコード

指示が不変で、あるインスタンスのデータが別のインスタンスのデータと混同されないような方法で変数が保存されているために、プログラムの 2 つのインスタンス間で共有可能なコード。

作成者/使用者間の問題

マルチスレッドアプリケーションのクラスの問題で、データを作成するスレッドとそのデータを使用する別のスレッドを同期化して、使用側スレッドがアクティブなときに、常に操作対象のデータがあるようにする必要があります。

サブクラス

別のクラスの子孫のクラスで、メソッドやデータを継承します。オブジェクト COBOL のクラスライブラリでは、すべてのクラスが最終的には Base のサブクラスになります。

サンプルプログラム

COBOL システムによって、システムの使用法を示す例として提供されたプログラム。 一部のプログラムは、ヘルプのチュートリアルで参照されています。

ジェネレータ

コンパイラは 2 つの個別のコンパイラとして取り扱われることがあります。 その結果、2 番目のフェーズのコンパイラはジェネレータと呼ばれます。

生成フェーズも参照してください。

識別子

リソース識別子を参照してください。

シグナル

コンポーネントの通信方法。 コンポーネントがシグナルを送信すると、送信側に接続されたすべてのコンポーネントにより受信されます。 受信側のコンポーネントは、入力ソケットとメソッドがそのシグナルに定義されている場合にのみそのシグナルに対して動作します。 コンポーネントが接続されていないときにシグナルイベントを送信するコンポーネントは、ランタイムエラーを発生しません。

単一の特別なオブジェクトに送信されるメッセージと対照的に、オブジェクトがメッセージを理解しない場合は、ランタイム例外が発生します。

コンポーネントメッセージ入力ソケットも参照してください。

辞書ファイル

デバッガで使用されるファイル。 プログラムの構造と内容に関する情報を含みます。 コンパイラは構文をチェックするときに、コンパイルの最初のフェーズで辞書ファイルを作成します。 辞書ファイルには拡張子 .idy が付けられ、.idy ファイルと呼ばれることもよくあります。

システム実行可能コード

業界標準のネイティブコード形式の実行可能コード。 アプリケーションのメインプログラムまたはトリガプログラムに使用されます。このコードは、.obj ファイルをリンクして作成します。システム実行可能コードは、システム実行形式ファイルに格納されます。

システム実行形式ファイル

システム実行可能コードを含むファイル。このコードは、.obj ファイルをリンクして作成します。 システム実行形式ファイルの拡張子は .exe で、.exe ファイルと呼ばれることもあります。

システムメニュー

オペレーティングシステムメニューで、タイトルバーの左上端のシステムメニューボタンを押したときに一次ウィンドウに表示されます。 一般的にウィンドウを復元、移動、サイズ変更、最小化、最大化、クローズするための選択項目を含みます。

システムメニューボタン

ビットマップのラベルが付いたボタン。ウィンドウの左上端に表示されます。 ボタンを押すと、システムメニューがドロップダウンされます。

持続性機能

次回以降の実行時までシステム内のすべてのオブジェクトの状態を記憶しておく、オブジェクト COBOLランタイムシステムの機能。 この機能は、索引ファイルにすべてのオブジェクトを保存することによって実現されます。持続性機能は、オブジェクト COBOL の初期リリースの機能です。

実行可能コード

実行可能なコード。実行可能コードの種類には、システム実行可能コード動的リンクライブラリ生成コード、および、中間コードがあります。

実行形式ファイル

実行可能コードを含むファイルで、実行できます。コマンド行から呼び出すことができる実行可能ファイルは、トリガまたは主要実行形式ファイルと呼ばれ、常にシステム実行形式ファイルとなります。別のプログラムに動的にリンクされる実行形式ファイルは、動的リンクライブラリと呼ばれます。中間コードファイル生成コードファイルは動的にロードすることができる実行形式ファイルで、リンクする必要はありません。

実行時チューナー

COBOL ランタイムシステムの特定の動作を制御します。

実行単位

実行単位とは、コマンド行から起動されたメインプログラムと、直接またはそれ自体によって呼び出された他のサブプログラムによって呼び出されるすべてのサブプログラムのことです。 実行単位は、他の実行単位と通信することなく実行できる独立したエンティティです。

主要実行形式ファイル

コマンド行からアプリケーションを起動するために呼び出される実行形式ファイル。 ルート実行形式ファイルとも呼ばれます。

上下コントロール

2 つの小さな矢印のプッシュボタンから構成され、隣接する兄弟ウィンドウの値を増減するコントロール。 上下コントロールは、スピンボタンとも呼ばれます。

ショートカットキー

指定された機能を実行するために使用できるキーストローク (Ctrl+F4 など)。

指令

コントロールのコンパイルとアニメーションに使用されるキーワード。

指令ファイル

1 行または複数の行に 1 つまたは複数の指令を含む ASCII テキストファイル。

シングルクリック

クリックを参照してください。

シンボリック名

開発システムが特定のデータ項目、グラフィカルオブジェクトまたはエントリポイントを識別できるようにラベルとしてコードで使用できる識別子。 シンボリック名は番号で相互参照されます。この番号は、開発システムで実際に使用される番号です。 名前はプログラマの便宜上のためにのみ存在します。 シンボリック名はシンボルとも呼ばれます。

シンボルテーブル

シンボルに対してオブジェクトを格納することができるオブジェクト。シンボルテーブルは、シグナルを使ってデータを送信する場合に使用します。 シンボルテーブルを使用すると、シグナルの送信者が複数の種類のデータ項目を 1 つのオブジェクトにまとめ、シグナルの受信者がパッケージを解除することができます。 たとえば、「open-file」シグナルの送信者はファイルの名前とファイルパスをそれぞれシンボルテーブルのシンボル z"filename" と z"filepath" に含めることができます。シンボルは、最大 32 文字の長さのヌルで終了する文字列です。

スイッチ

ランタイムシステムに渡すことができるパラメータで、実行時のプログラムの動作を制御します。スイッチには、ランタイムスイッチとプログラミング可能なスイッチの 2 種類があります。

水平スクロールバー

スクロールバーを参照してください。

スーパークラス

クラスの親。 すべてのクラスには継承階層のすぐ上に 1 つのスーパークラスがあります。ただし、階層の一番上のものは除きます。 提供されているクラスライブラリでは、1 つのルートクラス Base しかありません。このクラスから、すべての他のクラスの子孫が設定されます。

スクロールバー

ウィンドウの内容の表示を変更するために使用されるグラフィカルデバイス。 スクロールバーにはスクロール領域、スライダ、矢印があります。 スクロール バーのスライダの位置は、データを含むファイル内のおおよその位置を示します。 ウィンドウの内容は次のようにして移動することができます。

スタンドアロン実行可能プログラム

サブプログラムやランタイムサポートモジュールなど、追加ファイルなしで出荷して、実行できる実行形式ファイル。 静的にリンクされたランタイムファイルを使用する、静的にリンクされた実行可能プログラムです。そのため、すべてのサブプログラムやランタイムサポートモジュールは、実行形式ファイルの中に実際に含まれます。

ステータスバー

Caps Lock キーが押されているかどうか、またはファイル内におけるカーソルの現在の位置などのステータス情報を表示するために使用される、抑止されたいくつかの静的テキストフィールドから構成されるコントロール。 ステータスバーは、通常、ウィンドウまたはダイアログボックスの一番下に表示されます。

ストアドプロシージャ

SQL データベースに格納され、アプリケーションから呼び出すことができるコードのブロック。 システムによって、コードを拡張 SQL ダイアレクトで記述できる場合と、標準のプログラミングで記述して埋め込み SQL を使用する場合があります。ストアドプロシージャは、パフォーマンスの改善、セキュリティの強化、または管理可能性の向上を図るために使用されます。

ストライド

テーブルまたは配列の単一要素の長さ。

スピンボタン

相互排他的な選択項目のシーケンスを表示するためのオブジェクト。 範囲の中でスピンさせて値を変更します。

スライダ

ファイル内における、現在のウィンドウの内容の位置を示すスクロールバーの部分。 スライダを移動すると、現在のウィンドウの内容が変わります。

スレッド

非マルチスレッド環境では、メイン COBOL プログラムとすべてのプログラムまたはサブプログラムがスレッドにより、直接または間接的に呼び出されます。

マルチスレッド環境では、プロセス内の実行ストランドです。 多くのスレッドがプロセス内で同時に実行できる場合は、プログラムはマルチスレッドです。

スレッドハンドル

ランタイムシステムスレッドを指定する場合に使用します。スレッドハンドルは、特定のマルチスレッドライブラリルーチンにスレッドを指定する固有の値としても使用できます。

生成コード

Micro Focus の独自形式の実行可能コード。コンパイラの 2 番目のコンパイルフェーズで生成され、最適化された中間コードです。

生成コードファイル

生成コードを含む実行形式ファイル。コンパイラの 2 番目のコンパイルフェーズで生成され、最適化された中間コードです。 生成コードファイルの拡張子は .gnt なので、このファイルは .gnt ファイルとも呼ばれます。

生成フェーズ

2 番目のコンパイルフェーズで、中間コードをネイティブコード (生成コードとも呼ばれます) に変換します。

生成コードも参照してください。

静的なリンク

サブプログラムのリンク処理。呼び出し側プログラムがロードされるときに、リンクされたサブプログラムがメモリに同時にロードされます。 通常、これはアプリケーションで必要とされるすべてのプログラムが 1 つの実行形式ファイルに含まれることを意味します。

動的リンクも参照してください。

静的にリンクされたランタイムシステム

アプリケーションの作成に使用される場合に、他のファイルを必要とせずに、必要なランタイムサポートをすべて含む実行形式ファイルを作成するランタイムシステム。

共有ランタイムシステムも参照してください。

セットアップ

この COBOL システムのインストール用のプログラム。

セマフォ

クリティカルセクションをロックするための同期プリミティブ。このセクションは、このセクションをロックしたスレッドで排他的に使用されます。

選択カーソル

選択項目を示すときに移動する点線のアウトラインボックス。 選択カーソルによって、選択できるオブジェクトを識別できます。

選択項目

ユーザがオブジェクトを変更したり、操作するために選択することができるグラフィックまたはテキスト。 選択項目はメニュー (メニュー項目とも呼ばれる) とボタン上に表示されます。

選択リストボックス

エントリフィールドと簡単なリストボックスを含むテキストボックス。

操作コード

命令コードとも呼ばれます。 正確な操作を指定する、2 つの 16 進文字からなるコードです。

ソースコード

プログラムを構成する COBOL コード。 1 つまたは複数のテキストファイルで構成されます。

属性

オブジェクトにカプセル化したデータ。 オブジェクトの状態を表すデータは、オブジェクトの属性として宣言する必要があります。 たとえば、円の属性は、半径と中心の座標です。 円オブジェクトを実装するための実際のコードでは、計算用に他のデータが必要になることがありますが、このようなデータは、そのオブジェクトの属性とは見なされません。

ソケット

入力ソケットを参照してください。

ダイアログ単位

Windows のシステムフォントのサイズに関連するデバイス独自の寸法単位。 横方向の寸法の場合は、ダイアログ単位はシステムフォントの平均的な文字幅の 4 分の 1 に等しくなります。 縦方向の寸法の場合は、ダイアログ単位はシステムフォントの平均的な文字の高さの 8 分の 1 に等しくなります。 ダイアログボックスとそのコントロールはダイアログ単位でサイズが指定され、ユーザの画面の解像度に関わらず正しくダイアログボックスが表示されるようにします。

ダイアログボックス

コントロールを含むウィンドウで、ユーザからの入力を要求します。

タイトルバー

ウィンドウのタイトル、システムメニューアイコン、最小化ボタン、最大化バトン、復元ボタン (適切な場合) を含むウィンドウの一番上に横方向に置かれたバー。

代入マーカー

実行時にデータ項目の内容で代入されるテキスト定数。 たとえば、EHTML は :dataname 形式の代入マーカーを使用して、COBOL プログラムで出力される HTML ページにデータを挿入します。

代理オブジェクト

あるプロセスまたはドメイン内のオブジェクトで、別のプロセスまたはドメインで実行されているオブジェクトに、メッセージを転送しようとします。 オブジェクトは、メッセージの送信先である実際のオブジェクトがどこにあるかを意識しないで、代理オブジェクトにメッセージを送信できます。

たとえば、オブジェクト COBOL の OLE コンポーネントサポートを使用すると、別のプロセスまたは別のマシンで実行されている ActiveX オブジェクトであっても、オブジェクト COBOL オブジェクトと同様にアクセスできます。オブジェクト COBOL プログラムが ActiveX オブジェクトを要求すると、オブジェクト COBOL ランタイムシステムは、代理オブジェクトへのハンドルをオブジェクト参照に渡します。 代理オブジェクトにメッセージを送信すると、透過的に ActiveX オブジェクトへ転送されます。オブジェクト COBOL プログラムと ActiveX オブジェクトとの間で送信されたパラメータのデータ型と結果も、自動的にマッピングされます。

代理サーバ

イントラネットとインターネットとの間に位置する Web サーバ。 Web ページの要求は、代理サーバを介して送信され、そこから経路指定されます。 代理サーバは、内部ネットワークのパフォーマンス改善や、特定サイトへのアクセスの阻止など、いくつかの理由で使用されます。

タグ

COBOL 開発環境で表示されるソースファイルの位置マーカー。

または

オンラインヘルプのソースファイルに組み込まれた制御用語。ファイルとトピックの作成方法を定義します。 一部のタグはテキストで構造を定義するために使用され、テキストは表示ウィンドウで動的に再フォーマットすることができます。

多相性

特定のメッセージによって起動されるメソッドは、そのメソッドを受け取るオブジェクトによって異なります。 たとえば、いくつかの異なるクラスの銀行預金口座オブジェクト (当座、普通、高金利) を実装できます。 銀行預金口座オブジェクトはすべて、メッセージ「printStatement」に応答します。ただし、それぞれの種類の銀行預金口座による「printStatement」の実装は異なり、それぞれに適した方法がとられます。つまり、普通預金口座では支払われた利子が示されますが、当座預金口座では示されません。多相性を使用すると、同じメッセージ (「printStatement」) を任意の種類の銀行預金口座オブジェクトに送信して、適切な結果を取得できます。

縦のスクロールバー

See

タブコントロール

タブ付きの索引カードのように見えるコントロールで、関連するダイアログボックスのグループやコントロールの集合からダイアログボックスまたはコントロールの集合を選択するために使用されます。 タブコントロールは、一般的にプロパティシートで使用されます。

ダブルクリック

マウスボタンをすばやく連続して 2 回押して離すこと。 項目またはオブジェクトを選択し、それに設定されたデフォルトのアクションを実行させるために使用されます (たとえば、ウィンドウのシステムメニューボタンをダブルクリックすると、そのウィンドウが閉じます)。

淡色表示

輝度を落として表示します。現在のコンテキストではメニューの選択項目が選択不能であることを示すための方法です。 灰色表示とも呼ばれます。

チェッカー

コンパイルの 2 つのフェーズは、2 つの別のコンパイラがあるかのように処理される場合があります。 この結果、コンパイルの最初のフェーズは、チェッカーと呼ばれることがあります。

チェックフェーズも参照してください。

チェックフェーズ

コンパイルの最初のフェーズで、COBOL ソースプログラムの構文をチェックし、中間コードを生成します。

中間コードも参照してください。

チェックボックス

選択項目を示す関連テキストを持つ四角形のボックス。 選択すると、チェックマークが表示されます。 選択したときのアクション (もう一度クリックするなど) を繰り返すことで選択を解除できます。 チェックボックスは互いに排他的でない選択項目の集まりに使用されます。

チェックマーク

チェックマークの選択項目がオンになっていることを示すための文字 (チェックマーク)。 チェックマークが付いていない場合は、オプションがオフになっています。

トグルチェックマークの選択項目も参照してください。

チェックマークの選択項目

2 つの状態、オンとオフがあるメニューの選択項目。 このオプションをクリックすると、チェックマークがオンまたはオフの 2 つの状態の間で切り替えられます。

中間コード

ソースプログラムの構文がチェックされるときに作成されるコード。中間コードは、Micro Focus 独自の形式の実行可能コードです。

中間コードファイル

中間コードを含む実行形式ファイル。 中間コードファイルは、拡張子が .intで、.int ファイルとも呼ばれます。

抽象クラス

インスタンスオブジェクトの作成者として動作しないクラス。 抽象クラスは、そのサブクラスの動作を実装します。

長方形のコントロール

ダイアログボックス上にある他のコントロールのバックグラウンドとして使用できる太い長方形ブロック。

ツール情報

マウスカーソルがボタンの上にあるときに常にツールバーボタンの隣に表示されるテキストラベル。 ツールバーボタンは、常にメニュー項目にマップされるため、メニューのヒントが関連付けられたメニュー項目に対して定義されている場合は、ツール情報がステータスバーにも表示されます。

ツールバー

アプリケーションコマンドを表すアイコンのラベルが付けられたプッシュボタンの集まり。

ツリービュー

テキスト、アイコンまたはビットマップの展開可能な階層構造を表示するコントロール。一般的には、ツリーのリーフの位置に個々のファイルを表すアイコンを使用し、ファイルシステムの構造を表します。

ツリールート

すべての他のノードが直接、または間接的に結合されているノード。 プログラムの開始点です。

ディプロイメントディスクリプタ

EJB JAR ファイルで提供されるファイル。ディプロイ方法を指定します。 EJB 1.1 の場合、ディプロイメントディスクリプタは XML ファイルになります。 EJB 1.0 では、ディプロイメントディスクリプタは直列化可能な Java クラスになります。

データ圧縮

$SET 文の DATACOMPRESS 指令で指定され、データ圧縮は順編成ファイルまたは索引ファイルのデータを圧縮することにより、ディスク領域を節約することを可能にします。

データツール

データファイルを処理するために Net Express が提供するツールセット。

データファイルエディタ

データファイルを編集するためのデータツール

データファイルコンバータ

異なる形式の間でファイルを変換できるようにする Net Express のデータツール

テキストコントロール

ダイアログボックスに表示されるテキスト文字列。 ユーザはこのコントロールを使用しても何もできないため、静的なテキストコントロールとも呼ばれます。

テキストファイル

標準エディタで作成される ASCII テキストを含むファイル。 これらのテキストファイルには、たとえば、COBOL ソースコードやコンパイラ指令が含まれます。 COBOL プログラムは ORGANIZATION LINE SEQUENTIAL を指定することでテキストファイルを読み書きできます。

デスクトップ

ユーザの環境が表示されるウィンドウの画面領域。

同期プリミティブ

マルチスレッドアプリケーションのスレッドを同期させることができるメソッド。ミューテックスモニターセマフォ、または、イベントを使用してスレッドを同期させることができます。

動的サブプログラム

リンク時には必要ないが、実行時に参照されたときに動的に呼び出すことができるようにする方法でリンクされたサブプログラム。

動的 HTML (DHTML)

Web の作成者が Web ページの表示状態をより詳細に制御し、ユーザとの対話に応答して変化する Web ページを作成するための新しい HTML 機能の総称です。DHTML は、Netscape Navigator 4.0 以上のブラウザおよび Microsoft の Internet Explorer 4.0 以上のブラウザでサポートされます。 ただし、DHTML の構成要素に関する正確な定義は若干異なります。両方とも HTML 4.0 を含むことを提案しており、その定義は W3C (World Wide Web) コンソーシアム により調整されます。DHTML では、Web ページとその要素がオブジェクト指向のビューに表示されます。これは、ドキュメントオブジェクトモデルとも呼ばれます。

動的結合

メッセージを受信するオブジェクトは、オブジェクト COBOL プログラムがコンパイルされたときには不明です。オブジェクト COBOL システムは実行時に受信側を決定します。

動的に割り当てられたファイル

SELECT 文の ASSIGN 句で参照されたデータ項目を介して COBOL プログラムに指定された名前のファイル。

外部に割り当てられたファイルも参照してください。

動的リンク

サブプログラムが最初に呼び出されたときに、メモリにロードされるリンク方法。 リンク中に、呼び出しはランタイムルーチンにサブプログラムの名前を渡すコードにより置換されます。 実行時に、このルーチンはサブプログラムを検索し、すでにロードされているかどうかを最初に調べます。ロードされていない場合には、同じ名前の動的にリンクされた実行可能ファイルに存在するかどうかを調べます。 見つけた場合には、必要に応じてロードし、制御がサブプログラムに渡されます。

静的リンクも参照してください。

動的リンクライブラリ

業界標準形式の実行可能ファイル。 動的リンクライブラリのファイルには拡張子 .dll が付けられ、.dll ファイルとも呼ばれます。動的リンクライブラリは .obj ファイルをリンクすることにより作成されます。

動的ロード

アプリケーションにリンクされていないときに、メモリにプログラムをロードするメソッド。 動的にロードされるプログラムは呼び出されたときにのみロードされます。動的ロードは、.int ファイルと .gnt ファイルに使用されます。

特別な操作コード

操作コードの一種。MSB に 16 進数のコード x"00" を指定し、その後ろに、正確な操作を指定するための 2 文字を指定します。

操作コードを参照してください。

トグル

チェックマークオプションの状態を変更するための手段。 オプションをクリックすると、オプションの 2 つの状態の間で切り替えが行われ、それに応じてチェックマークがオンまたはオフに変更されます。

ドッキング

開発環境のメインウィンドウの端にドッキング可能ウィンドウを結合すること。

ドッキング可能ウィンドウ

デスクトップ上で境界線をもつ通常のウィンドウとして、または開発環境のメインウィンドウの、別のペインとして表示できるウィンドウ。 ドッキング可能ウィンドウのステータスは、ウィンドウを右クリックし、[ドッキングを許可する] をクリックすることによって変更されます。 このオプションが選択され、ウィンドウがメインウィンドウの端の近くまで移動すると、その端に結合されたメインウィンドウの 1 つのペインになります。

トピック

オンラインヘルプファイルの項目。 トピックは、ウィンドウに表示される単一のエンティティです。 スクロールしたり、ページングしたりすることで、すべてのトピックを表示できます。1 つの項目について複数のトピックを指定し、ホットスポットを使用して相互参照することができます。

トピック名

すべてのトピックには、少なくとも 1 つの名前が付けられます。ローカルトピック名は、内部的にトピックを参照するために使用されます。ローカルトピック名は、コンテキスト番号に変換されます。外部トピック名は、オンラインヘルプファイルのツリー構造に格納されています。 検索やオンラインヘルプビューアへの入力にトピック名を使用すると、このツリーでトピック名が検索されます。

ドラッグ

マウスボタンを押したままマウスポインタを移動してから、マウスボタンを離します。

ドラッグアンドドロップ

マウスポインタをオブジェクトの上に合わせ、マウスボタンを押し続けながら、マウスポインタを移動し、マウスボタンを離します。 これによりオブジェクトが新しい場所に移動します。 移動元から移動先へアイコンやデータを移動する場合に使用します。

トラックバー

スライダトラックとスライダボタンから構成されるコントロールで、連続する範囲に存在する値を設定するために使用します。 一般的には、ボリュームコントロールに使用したり、マルチメディアファイルの再生を開始する位置を設定するために使用します。

トリガプログラム

アプリケーションを開始するために使用される実行可能プログラム。主要実行可能プログラムまたはルート実行可能プログラムとも呼ばれます。

内部データクラス

COBOL 内部データ型に対応するクラス。これらのクラスは、テンプレートとして使用されるため、INVOKE ... AS... 構文を使用して、COBOL 内部データにメッセージを送信できます。

二次ウィンドウ

デスクトップ上に直接ないウィンドウ。つまり、別のウィンドウの子です。

一次ウィンドウも参照してください。

入力ソケット

コンポーネントが受け取れるシグナルの集まりを定義します。 1 つのコンポーネントが多数の入力ソケットを持ち、各ソケットを使用して異なるコンポーネントに接続できます。

コンポーネントシグナルも参照してください。

入力フォーカス

どのウィンドウがキーボードイベントを受け付けるかを示すシステムの状態。 キーボードイベントとマウスイベントの送信先である場合は、ウィンドウには入力フォーカスがあります。

ヌル終了文字列

x"00" で終了する定数。これは、定数に文字 z をプレフィックスとして付けることにより、オブジェクト COBOL で簡単に作成できます。

次に使用例を示します。

01 aName      pic x(5) z"Fred".

または、

move z"I'm a literal" to string

ヌルで終わる文字列を保存する任意のデータ項目に、ヌル文字用に 1 つのバイトが追加されます。

ネイティブコード

マイクロプロセッサが、インタープリタなしに直接理解するコード。 ネイティブマシンコードとも呼ばれます。 これは、適切なマイクロプロセッサを搭載したマシン上でのみ実行されます。

灰色表示

淡色表示を参照してください。

ハイパフォーマンスファイルシステム

Windows NT のオプションのファイル処理システムで、OS/2 と互換性があります。このシステムを使用すると、ファイルアクセスが非常に効率的になり、ファイル名は 8 文字の基本名、ピリオド、および 3 文字の拡張子からなる名前に制限されません。 ディスクは、HPFS を使用するために特別にフォーマットする必要があります。

パス名

最後の "\" 文字 (を含む) に至るまでのファイル名の部分。 これは、デバイスの指定から始まり、コロン (:) がそれに続きます。

パブリックインターフェイス

オブジェクトインターフェイスのサブセットで、オブジェクトの外部から使用すべきメソッドのみを一覧表示します。 パブリックインターフェイスは、オブジェクト内またはそのサブクラスからの使用のみが意図されている、オブジェクトのプライベートメソッドまたは保護メソッドは一覧表示しません。

オブジェクトインターフェイスも参照してください。

パブリッシュ

Net Express で開発されたアプリケーションを UNIX システムにコピーしてリビルドするプロセス。 UNIX オプション を使用すると、UNIX システムにアプリケーションをパブリッシュできます。

貼り付け

クリップボードから挿入先のカーソルの位置にテキストを挿入する編集操作 (貼り付ける前に、テキストを別の位置から切り取りまたはコピーします)。

切り取りも参照してください。

非アクティブウィンドウ

キーボードから入力を受け付けない、開いたウィンドウ。 淡色表示された境界によって、アクティブウィンドウと区別できます。

ピクチャ

ソースプログラムで宣言される、COBOL データ項目のデータ型と長さ。

ビットマップ

ツールバーのボタン、アイコン、または、マウスポインタなどに使用される固定サイズの図。

標準的な操作コード

操作コードの一種。MSB に 16 進数のコード x"FA" を指定し、その後ろに、正確な操作を指定する 2 文字を指定します。

操作コードを参照してください。

ビルド

ソースコードを実行可能なコードに変換するプロセス。 一般的に、アプリケーションのビルドには、ヘッダーファイルのプリプロセス、構文のチェック、およびソースコードのコンパイルが含まれ、結果のオブジェクトコードをリンクしてシステム実行可能ファイルを生成します。

ファイル索引の修正

破損した索引ファイルの索引をリビルドすることができる Net Express のデータツール

ファイル処理リダイレクタ (Fhredir)

ファイル処理リダイレクタは、索引ファイル、順編成、相対ファイルへの入出力要求を妨害するための COBOL システムのモジュールです。 ファイル処理リダイレクタの設定に応じて、これらの要求は呼び出し可能ファイルハンドラまたはリモートマシンで実行されている Fileshare サーバに渡されます。 また、呼び出し可能ファイルハンドラと同じ API に準拠するため、ファイル処理リダイレクタを直接呼び出すこともできます。

フィールド

基本のデータ項目を表示したり、受け付けるために定義された画面の領域。 この用語は基本のデータ項目を指すためにも使用されます。

フォーカス

入力フォーカスを参照してください。

復元

アイコン化または最大化したウィンドウを、通常のサイズに戻すこと。

複数選択

リスト内の項目など、複数の項目を選択できる機能。選択する項目は連続している必要はありません。

ブックマーク

オンラインヘルプファイル内のユーザ定義の索引エントリ。トピックの任意の場所にブックマークを設定して、名前を付けます。 この名前がアルファベット順にブックマークのリストに格納されます。 ブックマークは、オンラインヘルプビルダの実行後も保持されます。 アルファベット順のリストから定義されたブックマークにアクセスすると、直ちにそれに付随するトピックが表示されます。 頻繁にアクセスするトピックにブックマークを付けると便利です。 また、他のトピックを参照している間に、現在の場所に一時的にマークを付ける手段としても使用できます。

プッシュボタン

テキストまたはアイコンのラベルが付いた、アクションを表す長方形のボタン。 アクションは、このボタンを選択すると開始します。 このボタンを選択すると、画面上で押し出されたように表示されます。

ボタンも参照してください。

ブラウザ

データの読み書きを両方行えるスレッド。 ブラウザでは、読み込み操作中に、他のスレッドに対してデータの読み込みを許可する必要があります。 ブラウザがデータを書き込む場合は、他のスレッドのデータへのアクセスを禁止する必要があります。

または

World Wide Web 用のマテリアルを表示するために使用されるプログラム。ブラウザは、URL および HTML マークアップを解読し、いくつかのインターネットプロトコルを理解します。

ブラウズ連鎖

オンラインヘルプファイルの作成者が連結させた複数のトピック ユーザは、連鎖を前後にブラウズすることができます。 この機能を使用して、類似した題目のトピックを互いに接続します。 ブラウズ連鎖が定義されていない場合は、オンラインヘルプファイル全体がブラウズ連鎖になり、各トピックが物理的に前と後ろのトピックに連結します。

プルダウンメニュー

メニューバー上の選択項目を選択するときに表示されるメニュー。

ブレークポイント

アニメートしているときに実行を一時停止するプログラムのポイント。デバッガでブレークポイントを設定します。

フレームコントロール

ダイアログボックスの他のコントロールをフレーム化するための長方形の境界線。

フレームセット

HTML ページ内のフレーム数と、縦と横のサイズを定義する HTML 要素。 各フレームは、フレームセット内のサブウィンドウとして別の HTML ページを表示します。

フレームワーク

特定の機能を実装するために、連動するさまざまなタイプのオブジェクトで使用されるプロトコル。 個々のクラスまたはインスタンスオブジェクトには、そのオブジェクトと通信する方法を記述するパブリックインターフェイスがあります。 フレームワークには、異なる種類のオブジェクトが互いに対話する方法を記述します。 たとえば、OrderedCollection のパブリックインターフェイスには、要素を追加、抽出、削除する方法を記述します。 コレクションフレームワークには、OrderedCollections (および他の種類のコレクション) が要素として格納されているオブジェクトと通信する方法を記述します。

プログラミング可能なスイッチ

プログラムの SPECIAL NAMES 段落に定義した対応する COBOL スイッチのオンまたはオフを切り替えるためのスイッチ。

スイッチも参照してください。

プログレスバー

進行状況の割合を色付きブロックで示すことができる、長方形のコントロール。 プログレスバーは通常、コピーされたファイル数の割合など、時間を要する処理の進行状況を示すために使用されます。

プロジェクト

拡張子 .app を持つファイルと関連する .idx ファイル。アプリケーションで使用されるソースファイルの詳細、ファイル間の依存関係、およびアプリケーションをビルドするための指示が含まれます。

ブロック

一部の条件が満たされるまで、現在のスレッドの実行を停止します。 この条件はそれぞれ異なります。たとえば、イベントの場合はイベントの通知、ミューテックスの場合はミューテックスの取得、モニタの場合はモニタに関する要求権限の取得です。

プロパティ

オブジェクトの属性。 OLE および OLE オートメーションのベースである COM (Component Object Model) では、プロパティは ActiveX オブジェクトのインターフェイスの一部として公開されます。このためクライアントは、プロパティの値を取得または設定できます。

ペイント

ウィンドウに情報を直接挿入すること。 ペイントを使用すると、線、曲線、塗りつぶされた形状およびビットマップを描画するだけでなく、Windows システムで使用可能な任意のサイズまたはフォントでテキストをペイントできます。

ヘッダーバー

リストボックスの列にラベルを付けるために、リストの一番上に使用されるコントロール。 ユーザは、ヘッダーバーの境界をドラッグすることによって、列のサイズを変更できます。 プッシュボタン形式のヘッダーバーは、任意の列の値ごとにリスト内の項目をアルファベット順にソートするメカニズムを提供するためによく使用されます。

編集フィールド

ユーザが情報を入力できるテキストボックス。 エントリフィールドとも呼ばれます。

ポインタ

マウスポインタを参照してください。

ホームトピック

オンラインヘルプファイルを作成するための最初のソースファイル内にある最初のトピック。オンラインヘルプビューアとファイル名を指定し、トピック名を指定しないと、ホームトピックが表示されます。 また、Home 関数を使用すると、ホームトピックが表示されます。ホームトピックには、オンラインヘルプファイルに格納されている非常に短い情報の概要が必ず表示され、ユーザは、ホットスポットによってファイルの各部分を表示できます。

保護違反

Windows 95 または Windows NT によって検出されるエラー状態。アプリケーションが、オペレーティングシステムによって割り当てられていないメモリまたはデバイスにアクセスしようとしたことを示します。

保護ページ

特殊なアクセス権が設定されているため、読み取りも書き込みもできないメモリページ (Intel プロセッサでは 4096 バイト)。 オブジェクトの記憶域に割り当てられたページの前後に保護ページを置くと、ランタイムシステムは、オブジェクトデータの最後を越える読み取りまたは書き込みの試みを検出できます。

保護モード

386、486、および Pentium プロセッサのモードで、プログラム実行用の大容量 (1MB に制限されない) アドレス空間と、オペレーティングシステムがそれ自体とアプリケーションをお互いから保護できるようにする保護メカニズムを提供します。 このモードは、Windows 95 と Windows NT で使用されます。

ホスト変数

OpenESQL 文で参照される COBOL フィールド。 ホスト変数は、SQL データベースと COBOL アプリケーション間でデータをやりとりする主要な手段です。

ボタン

アクションを開始するか、動作を選択するために使用できるコントロール。 チェックボックス、プッシュボタン、オプションボタン、スピンボタンなどがあります。

コントロールプッシュボタンも参照してください。

ボタンバー

アプリケーションコマンドを表すテキストのラベルが付けられたプッシュボタンの集まり。

プッシュボタンも参照してください。

ホットキー

メニューの選択項目が表示されているときに、その項目を選択するために使用できるキーストローク (Alt+I など)。

ホットスポット

オンラインヘルプファイルトピック内の領域で、アクティブになると別のトピックが表示されます。 ホットスポットは、一貫性のある強調表示を使用して識別されます。

ポップアップウィンドウ

通常は表示されていないが、特定の操作を実行するとポップアップ表示されるウィンドウ。

ポップアップメニュー

通常は表示されていないが、マウスの右クリックなどの特定の操作を実行するとポップアップ表示されるメニュー。

マウスイベント

ボタンの選択やマウスの移動などの、マウスの状態の変化。

マウスポインタ

マウスを指すデバイスの視覚的な表示。 この形状は、発生するアクションによって異なります。

マシンコード

ネイティブコードを参照してください。

マニフェスト

EJB JAR ファイルの内容を記述するファイル。

マルチスレッド

次の機能を示す用語。

マルチユーザ環境

複数のユーザが、同時にアクティブになれる環境。

右クリック

マウスの右ボタンを押すこと。

ミューテックス

クリティカルセクションをロックするための同期プリミティブ。このセクションは、このセクションをロックしたスレッドで排他的に使用されます。

明示的なファイル名

プログラムから呼び出されたときの拡張子を含む完全なファイル名。次に例を示します。

call "myprog.gnt"

暗黙のファイル名と比較してください。

明示的な呼び出し

呼び出すプログラムの完全なファイル名が指定されているプログラムから実行される呼び出し。次に例を示します。

call "myprog.gnt"

暗黙の呼び出しと比較してください。

メソッド

オブジェクト内のデータを処理または問い合わせるコード。オブジェクト COBOL で、各メソッドは、クラス内のネストされたプログラムとしてコーディングされます。

メタクラス

クラスオブジェクトの作成を可能にします。 クラスオブジェクトはすべて、メタクラスオブジェクトのインスタンスです。オブジェクト COBOL で、メタクラスは、クラスライブラリの一部である Behavior です。 すべてのクラスが Behavior のインスタンスであるため、クラスはルートクラスでもすべて Behavior のインスタンスメソッドを継承します。

クラスオブジェクトインスタンスオブジェクトルートクラスも参照してください。

メッセージ

オブジェクト指向プログラミングでは、オブジェクトに送信されたメッセージは、メソッドを起動します。 起動されたメソッドは、送信されたメッセージに一致します。 メッセージのテキストは、メソッドセレクタと呼ばれます。 INVOKE 動詞を使用すると、メッセージを送信できます。 次に使用例を示します。

INVOKE anOrange "peel" returning segments.

メソッドセレクタ "peel" は、anOrange の peel メソッドを起動します。 データは、メソッドからデータ項目セグメントに返されます。

メソッドINVOKE も参照してください。

API プログラミングでは、メッセージはシンボリック名と関連するデータパラメータで構成されます。 メッセージは、アプリケーションのメッセージキューに挿入されて、アプリケーションに対して、特定のイベントが発生したことを通知します。

メッセージキュー

オブジェクトによる処理準備ができるまで、オブジェクトに対するメッセージを保存する先入れ先出しバッファ。 API プログラミングでは、アプリケーションのメッセージキューは、オペレーティングシステムによって、アプリケーションの初期化要求に応じて設定されます。

メッセージバインド

各メッセージが正しいオブジェクトに配信されるように保証すること。 バインドは動的にも静的にも実行できます。 静的にバインドされるオブジェクト指向プログラミングシステム (OOPS) では、コンパイル時にメッセージの受信側が決定されます。 動的にバインドされる OOPS では、実行時にメッセージの受信側が決定されます。オブジェクト COBOL のこのリリースは、動的バインドのみをサポートしています。

メッセージボックス

特殊な種類のダイアログボックスで、情報の提供、進行中の作業の状態表示、警告や質問の提示、またはエラーの強調表示を行ないます。

メッセージループ

API プログラミングで、アプリケーションのメッセージキューからメッセージを抽出し、それらを適切なオブジェクトに中継 (ポスト) してさらに処理させるメインウィンドウ手続き内のループ構造。

メニュー

ウィンドウ内で使用できるコマンドの選択項目のリスト。

メニュー項目

選択項目を参照してください。

メニューの選択項目

選択項目を参照してください。

メニューのヒント

メニュー項目の機能に関する簡単な説明で、メニュー項目を強調表示すると、ウィンドウのステータスバーに表示されます。

メニューバー

ウィンドウで使用可能なコマンドへのアクセスを可能にする、プルダウンメニューの集まり。

メモリリーク

不要になったメモリの割り当てが、OO システムによって解除されない状態。 アプリケーションでは、不要になったオブジェクトを終了する必要があります。 アプリケーションがまだ存在するオブジェクトへのハンドルを持たない場合は、そのオブジェクトに実際に到達することは不可能で、終了することができません。 この状態をメモリリークといいます。

モーダルダイアログボックス

アプリケーションの処理を続行するために、エンドユーザが情報を提供するか、またはキャンセルする必要があるダイアログボックス。モーダルダイアログボックスがアクティブな場合は、エンドユーザは、アプリケーション内の他のウィンドウ、またはダイアログボックスのどれにもフォーカスを設定できません。

モードレスダイアログボックス

エンドユーザが情報を提供して、ダイアログボックスを閉じることなく以前の作業に戻ることができるダイアログボックス

文字の図

オンラインヘルプファイルトピックを作成するときに、使用可能な標準の文字から図を作成することができます。 これらを文字の図と呼びます。これらの図を縦に整列させるには、:cgraphic タグと :ecgraphic タグを使用して行をブロック化します。 アクセスと表示を実行するプログラムでは、これらの行に対してモノスペースフォントを指定して、文字の図のブロックを縦揃えで表示します。

モニター

クリティカルセクションをいくつかの操作 (データの読み取りなど) の複数のスレッドでアクセス可能にするが、排他的な操作 (データの書き込みなど) の単一スレッドでロックする同期プリミティブ

ユーザ作成の圧縮ルーチン

データを圧縮するためにユーザが作成したルーチン。 このルーチンは USRDCnn と呼ばれるモジュールに格納されます。このようなルーチンは最大 127 個まで指定することができます。

圧縮ルーチンMicro Focus の圧縮ルーチンも参照してください。

呼び出し可能なファイルハンドラ

呼び出し可能なファイルハンドラは、索引ファイル、順編成、相対ファイルを処理する COBOL システムのモジュールです。 定義された API がこのモジュールで使用可能であるため、また任意のプログラム (COBOL で作成されたものだけではなく) から直接呼び出すことができるため呼び出し可能なファイルハンドラと呼ばれます。

呼び出しプロトタイプ

実パラメータの代わりにプレースホルダを使用した CALL 文の構文定義。 呼び出しプロトタイプは、ヘッダーとコピーファイルで使用されます。これにより、コンパイラはコード内の CALL 文が指定された構文に準拠しているか確認することができます。構文に準拠していない場合は、エラーメッセージを表示します。

ライブラリ

拡張子 .lbr を持つファイルで、これ以外のファイルまたはプログラムの集まりを含みます。 ライブラリファイルは、COBOL システムまたはユーザアプリケーションによって、これらのファイルまたはプログラムをアクセス可能にするために開かれます。

ラバーバンド

切り取るテキストブロックの選択などの特定の機能をオブジェクトのグループまたはテキストの一部に適用する前に、それらを囲むためのサイズ変更可能なボックス。

ランタイムサポートモジュール

COBOL 言語の拡張機能をサポートするためのルーチンを含むファイル。 たとえば、索引ファイルと外部ファイルを処理するモジュールの Extfh や、拡張 ACCEPT/DISPLAY ハンドラの Adisです。

ランタイムシステム

COBOL プログラムを実行できるようにするために必要なサポートモジュール。 このシステムは、プログラムとオペレーティングシステムとの間のインターフェイスを提供します。

ランタイムシステムの動的結合

プログラムがランタイムシステムの動的結合によりサポートされているランタイムシステムをロードし、使用できるようにするリンクのメソッド。

ランタイムスイッチ

ランタイムシステムで使用されるスイッチ。

スイッチも参照してください。

リーフ

構造図で、従属ノードを持たないノード。

リスト

特定の方法で表示される、オンラインヘルプファイルトピック内の構造。各リストは、項目のセット構成され、各項目の始まりは適切なタグによって識別されます。 各リストの最初と最後もタグで識別されます。 リスト項目に、さらにリストを含めることができます。 これらの埋め込みリストの表示は、埋め込みの深さを反映します。

単純リスト、順序付きリスト、順序なしリスト、定義リスト、パラメータリストなど、いくつかの種類のリストがあります。

リストボックス

簡単なリストボックスを参照してください。

リソース

システム実行形式ファイルにリンクされる実行不能なバイナリデータ。 通常、このデータでは、メニュー、ダイアログボックス、アイコンなどの、プログラムのグラフィックユーザインターフェイスの一部を定義します。

リソース識別子

プログラム内の特定リソースを識別するために使用される任意の整数値。プログラムは、通常、COPY ファイルの 78 レベル項目のリソース識別子に対応するシンボリック名によってプログラムを参照します。 COPY ファイルは、リソースマネージャによって自動的に生成されます。

リソーススクリプト

アプリケーションで使用されるリソースを定義する、拡張子 .rc を持つプレーンテキストファイル。 たとえば、ビットマップのように、リソースが本来バイナリである場合は、リソーススクリプトにはリソース定義を含むファイルへの参照が含まれます。 リソーススクリプトファイルは、プロジェクトがリビルドされるときに、リソースマネージャによって、リンク処理に必要な .res バイナリファイルに自動的にコンパイルされます。

リットリンク処理

静的リンクの高速形式。呼び出しはリンク時に解決されます。 呼び出しで呼び出し規約 8 が使用された場合、またはプログラムが LITLINK コンパイラ指令を使用してコンパイルされた場合は、呼び出しはリットリンクされます。 名前が示すように、リットリンクされた呼び出しには、データ名ではなくリテラルを使用する必要があります。

リリース

押したままのマウスボタンを離すこと。 リリースによって、ドラッグされた項目がドロップされる場所が決まるため、これはドラッグアンドドロップ操作では重要です。

履歴リスト

表示される各オンラインヘルプトピックのタイトルを保存するために使用されるリスト。 このリストにアクセスすると、以前に表示したトピックを識別して、再表示できます。 履歴リストには、現在のセッションで表示された最新の 40 項目が保持されます。

リンカ

.obj ファイルをリンクして、システム実行形式ファイルまたは動的リンクライブラリを作成するためのユーティリティ。

リンク処理

リンカを使用して、プログラムを他のプログラムまたはランタイムシステムにリンクすること。

ルート

ディスクまたはシステム上のメインディレクトリ。つまり、他のすべてのディレクトリがその従属ディレクトリであるディレクトリ。

ルートクラス

他のどのクラスの子孫でもないクラス。 このようなクラスの CLASS-ID には INHERITS 句はありません。

例外

実行時の処理エラー。 オブジェクトはエラー状態を検出するたびに、例外を発生するように設計されています。 提供されているクラスライブラリは、エラーを報告し、アプリケーションをシャットダウンするデフォルトの例外処理機構を提供します。 例外に応答するためのより高度な方法が必要な場合は、クラスまたはインスタンスオブジェクトに対して独自の例外処理機構をアタッチすることができます。

レコードレイアウトエディタ

データファイルのレコードレイアウトを定義し、個々のフィールドを編集できるようにする Net Express のデータツール

レンダリング

デスクトップ上で表示可能にすること。 どのグラフィックオブジェクトにも、その全体イメージを定義するための方法がいくつか用意されています。 GUI クラスライブラリのオブジェクトを使用する場合は通常、レンダリングはプログラマに対して透過的です。

ローカルトピック名

単一のオンラインヘルプファイルからのみ参照できるトピック名。 このような名前は、先行するアット文字 (@) によって識別されます。オンラインヘルプビルダは、すべてのローカルトピック名をコンテキスト番号に変換します。 ローカルトピック名を数字で始めることはできません。

論理イベント

特定のオブジェクトに定義されたイベント。エンドユーザからのイベントの結果として、オブジェクトによって発生します。 たとえば、ダイアログボックスでは、OK とキャンセルを表わす論理イベントを定義すると、[OK] ボタンがクリックされたときに OK、[キャンセル] ボタンがクリックされたときにキャンセルが発生します。 ダイアログボックスの親は、OK およびキャンセルの各論理イベントに関係を登録できるため、ダイアログボックスコントロールの詳細を知らなくても、これらのイベントに対して動作することができます。

イベントも参照してください。

ワイルドカード

特定のコンテキストのファイル名に使用できる文字。任意の文字がワイルドカード文字と一致するとみなされ、名前が文字列の残りの部分と一致するすべてのファイルが選択されます。