カーソルの使用の終了後、使用したカーソルを CLOSE 文でクローズします。次に例を示します。
EXEC SQL
CLOSE Cur1
END-EXEC
通常、カーソルが閉じられると、データやテーブルに適用されたあらゆるロックが解除されます。ただし、トランザクション中にカーソルを閉じた場合には、ロックは解除されません。
COBSQL
- ORACLE プリコンパイラ指令 MODE は、コミットまたはロールバック コマンドを使用した際のカーソルの動作へ影響を与えます。MODE プリコンパイラ指令の使用方法の詳細は、『ORACLE プリコンパイラ プログラマーズ ガイド』を参照してください。
- カーソルをクローズすると、ORACLE クライアントはそのカーソルに関連付けられたメモリおよびリソースの割り当てを解放することがあります。プリコンパイラ オプションの HOLD_CURSOR、MAXOPENCURSORS、および RELEASE_CURSOR を使用して、カーソルの割り当て解放を管理します。プリコンパイラ指令の使用方法の詳細は、『ORACLE プリコンパイラ プログラマーズ ガイド』を参照してください。