ファイルには次のレコードを含めることができます。
- 固定長レコード - すべてのレコードがまったく同じ長さのレコード
- 可変長レコード - レコードごとに長さが異なるレコード
可変長レコードを使用すると、ディスク領域を節約できることがあります。固定長レコードを使用する場合は、固定レコード長を最長のレコード長に合わせる必要があります。アプリケーションが生成するレコードのうち、短いレコードが多く、長いレコードが少ない場合は、固定長レコードでは大量のディスク領域を無駄にするため、可変長レコードの方がより適しています。
レコードの種類は、次のように指定します。
使用するレコード |
指定する句 |
可変長レコード |
RECORDING MODE IS V |
固定長レコード |
RECORDING MODE IS F |
他の方法:
使用するレコード |
指定する句 |
可変長レコード |
RECORD IS VARYING |
固定長レコード |
RECORD CONTAINS n CHARACTERS |
他の方法:
使用するレコード |
指定するコンパイラ指令 |
可変長レコード |
RECMODE"V" |
固定長レコード |
RECMODE"F" |
または、可変長レコードを使用する場合は、RECMODE"OSVS" コンパイラ指令と次のどちらかを指定します。
- RECORD CONTAINS n TO m CHARACTERS
- それぞれの長さが異なる複数のレコード領域