Trace Player を使用して、ファイル操作のトレースがオンに設定されているときに作成されたトレース情報を読み取り、オプションで再生できます。1 つ以上のプロセスのトレース情報が保管されます。このとき、各プロセスは個別のセッションと見なされます。操作のトレースは、入出力番号 (操作の位置を操作の順序で示す、1 から始まる番号)、セッション ID、オペコード、呼び出しによって生じたファイル状態、およびファイルの名前で構成されます。オプションで、追加情報も表示できます。
Trace Player の使い方は複数あります。
- トレースされたすべての操作を表示します。
- すべてのセッションのすべての操作を入出力番号順に再生します。すべてのファイルは元の状態で使用可能でなければなりません。
- 1 つのセッションのすべての操作を入出力番号順に再生します。
- スクリプトを実行して、各セッションをセッション順に再生します。すべてのファイルは元の状態で使用可能でなければなりません。セッション全体での操作の絶対順序は、最初の記録と同じではない場合があります。