Vision ファイルへのアクセスの設定

注意: ここで説明するオプションを有効にするには ACUFH構成オプションを ON に設定する必要があります。このオプションは省略値で ON に設定されています。 ここで説明するオプションを Enterprise Server配下の実行で有効にするには、さらに ESACUFH構成オプションも ON に設定する必要があります。このオプションは省略値で OFF に設定されています。

Vision ファイルを処理するには、ファイル ハンドラー構成ファイルでファイルを互換 IDXFORMAT にマッピングします。

構成ファイルでは、IDXFORMAT を特定フォルダーのすべてのファイル、特定のファイル拡張子を持つすべてのファイル、または単一のファイルにマッピングできます。マッピングに使用できるタグおよびそれらのタグの設定が適用される順序については、『構成ファイルのフォーマット』を参照してください。

マッピングが適用される順序は重要です。これは競合する設定が上書きされる場合があるからです。たとえば、次の構成ファイル セットの抜粋では、c:\files\rmfiles (Windows) または usr/files/rmfiles (UNIX) にあるすべてのファイルを IDXFORMAT 21 に設定し、.DAT 拡張子を持つすべてのファイルを IDXFORMAT 17 に設定します。

Windows:

[FOLDER:C:\\files\\rmfiles]
IDXFORMAT=21

[*.DAT]
IDXFORMAT=17 

UNIX:

[FOLDER:usr/files/rmfiles]
IDXFORMAT=21

[*.DAT]
IDXFORMAT=17 

c:\files\rmfiles (Windows) または usr/files/rmfiles (UNIX).DAT ファイルがある場合、マッピングはタグのタイプに応じて適用されます。上記の例では、拡張子タグでのマッピングは FOLDER タグでのマッピングの後に適用されるので、そのディレクトリにある .DAT ファイルの IDXFORMAT は 17 になります。

デフォルトで、ファイル ハンドラーはすべての順次データ ファイルと相対データ ファイルを処理しますが、それらのファイルを Vision ファイル ハンドラーによって処理する場合は、INTEROP=ACU 設定オプションを使用します。ただし、INTEROP マッピングおよび IDXFORMAT マッピングが競合する場合、Vision 索引付きデータ ファイルでは INTEROP 設定によって IDXFORMAT がオーバーライドされます。