XML は、World Wide Web 上のドキュメントおよびデータの構造化のための汎用フォーマットです。ドキュメントに「構造」を追加すると、検索、ソートなど、電子ドキュメントに対して実行できるさまざまな操作が容易になります。
XML 拡張は多くの機能を備えています。主要機能では、COBOL 作業記憶域に対する XML ドキュメントのインポートとエクスポートがサポートされます。具体的には、データ要素を (必要に応じて) 変換し、その結果を一致する COBOL データ構造に保存することで XML ドキュメントからデータをインポートできます。同様に、COBOL データ要素を (必要に応じて) 変換し、その結果を XML ドキュメントに保存することで COBOL データ構造からデータをエクスポートします。
XML 拡張は、Microsoft Windows オペレーティング システムと、一部の UNIX プラットフォームで実行できます。32 ビット版と 64 ビット版の両方が用意されています。バージョン 2.2 以降の Visual COBOL が必要です。
バージョン 2.3.1 以降の XML 拡張は、libxml2 / libxslt/ libexslt に対して UNIX の共有ライブラリ (*.so) ファイルを使用します。これらは新しいバージョンにアップグレードできますが、上述のとおり、新しいバージョンが必要かどうか、サポートされているかどうかを、事前に Micro Focus SupportLine にお問い合わせください。