中間コード ファイルの作成

これらのファイルは、CPU にも、オペレーティング システムにも依存していないため、他のプラットフォームへの移植性が高くなっています。中間コード ファイルは、複数のプロセスで共有することができません。中間コードにコンパイルされた 1 つのサブプログラムを、2 つの異なる実行可能プログラムで同時に呼び出した場合は、そのサブプログラムが、それぞれのプロセスの仮想メモリ空間に 1 つずつコピーされて実行されます。

中間コード ファイルは、ランタイム システムが動的にロードして解釈します。中間コードはランタイム システムで解釈されるため、通常の場合、他の実行可能形式のファイルよりも、実行に時間がかかります。

中間コード ファイルは、直接コンパイラを使って作成します。プログラムをリンクする必要はありませんが、プログラムを実行する場合は、次のいずれかの操作を行う必要があります。

ソース コード ファイル、myprog.cbl を中間コードにコンパイルするには次のように入力します。

cob myprog.cbl

または

cob -i myprog.cbl

これにより、myprog.int という中間コード ファイルが作成されます。

次のコマンドも使用できます。

cob -a myprog.cbl

この場合は、中間コード ファイルとともに、Animator で使用するファイルも作成されます。