Visual COBOL からの XML 対応 COBOL のビルド

XML 対応の COBOL プログラムをビルドするには、あらかじめ次の行をコードの先頭 (見出し部の前) に追加しておく必要があります。

$set {preprocess | p}(prexml) [{out | o} (outname)] [warn] [outenc (input)] 
     [{preprocess | p} (ppname)] endp

パラメーターは次のとおりです。

{preprocess | p}
使用するプリプロセッサ。
{out | o} outname
プリプロセッサから出力されるソース ファイルの名前 outname。このソース ファイルには、XML 構文を処理して生成された COBOL ネイティブのコードが出力されます。
warn
解析の診断警告を PREXML に出力させます。
outenc(input)
出力テキストのエンコーディングが、XML 宣言で指定された入力エンコーディングと同じになります。
ppname
ソース ファイルを読み込んで COPY 文を処理するために使用するプリプロセッサの名前。プリプロセッサはネスト可能です。

次に例を示します。

$set p(prexml) warn endp