Fileshare の監視

Fileshare サーバーの動作中に、F2 キーを押すと、トレース オプションのオン / オフを切り替えることができます。トレース オプションが有効な場合は、Fileshare サーバーがファイル アクセス要求が発生するたびに、それをコンソールに表示します。各行に表示される内容は次のとおりです。

注:

トレース オプションを使用すると、性能が低下することがあります。このオプションは、問題調査の診断補助として使用する場合以外は、指定しないでください。

Fileshare サーバーの起動時に "/tr f" オプションを指定すると、トレース オプションを有効化できます。この場合は、トレース状況が画面に表示されるのみでなく、fsscreen.lst ファイルにも書き込まれます。ただし、トレース オプションが有効化されていると、Fileshare サーバーの性能に重大な影響を与えます。トレース オプションが無効な場合は、情報メッセージのみが画面とファイルに出力されます。この方法は、Fileshare メッセージの記録を永久にディスクに保存するには便利です。

シングル ユーザー モードで Fileshare を使用している場合 (シングル ユーザー モードの項を参照) は、表示されたトレース情報が通常、Fileshare サーバーのコンソール画面に表示される他の出力とともに、Fileshare サーバーの現在のディレクトリにある fsscreen.lst ファイルに書き込まれます。