スレッド制御ルーチン

スレッドを制御するライブラリ ルーチンを使用して、別のスレッドの終了を待ち、その戻り値を獲得するスレッドを実装できます。

以下の方法のいずれかによって、これらのライブラリ ルーチンを使用して作成されたスレッドを終了する必要があります。

スレッドはスレッド制御ルーチン以外で作成される場合があります。ただし、このようなスレッドも、ランタイム システム サービスを使用すると、ランタイム システムで認識されます。これらのスレッドにはスレッド制御ライブラリ ルーチンを通してアクセスできます。スレッドが使用するライブラリ ルーチンは次のとおりです。

複数言語を使用する環境で、ランタイム システムを使用しているためにランタイム システムに認識されているスレッドが、そのランタイム システムまたはスレッド制御ルーチン以外で作成されている場合は、次のいずれかを実行する必要があります。

アプリケーションは、CBL_GET_OS_INFO または CBL_THREAD_SELF を呼び出して、プログラムが使用するランタイム システムがスレッド制御ルーチンをサポートするかどうかを確認できます。

例 - プログラムがサポートするランタイム システムの確認

     call "CBL_THREAD_SELF" using thread-id
      on exeception
*       no cbl_thread routines support
     end-call
     if  return-code = 1008
*       running in a single-threaded-only rts
     end-if