M$FREE (動的メモリ ルーチン)

以前に割り当てられたメモリを解放します。
注: This ACUCOBOL-GT library routine is available in this COBOL version. Any compatibility issues in this COBOL system are in the Compatibility Issues section at the end of the topic.

使用法

CALL "M$FREE" 
    USING MEM-ADDRESS

パラメーター

MEM-ADDRESS USAGE POINTER M$ALLOC で以前に割り当てられたメモリ領域をポイントする必要があります。

説明

M$FREE を使用して、M$ALLOC で割り当てられたメモリ ブロックを解放します。このメモリは、ランタイムで使用可能なメモリのプールに戻されます。ほとんどのオペレーティング システムの場合、このメモリはランタイムのプロセスに関連付けられているため、他のプロセスで使用できません。一部のシステムでは、このメモリは、他のプロセスで再利用するためにオペレーティング システムで利用できます。

一度メモリのブロックを解放した場合、そのブロックを使用しようとするとエラーになります。また、メモリのブロックを複数回解放したり、割り当てられたことのないメモリ アドレスを解放したりするとエラーになります。これらのエラーにより、メモリ アクセス違反が生じる場合があります。ランタイムは、エラーを検出して回避しようとしますが、このようなエラーをすべて検出できるわけではありません。

互換性の問題

なし。