キーボード構成ユーティリティの使用例

次の例では、キーボード構成ユーティリティを使用して Animator キー リストを変更する方法を示します。キー定義の挿入、削除、および変更に必要な手順について説明します。この例では、ファイル cobkeymp は事前に作成されていないものと見なしているため、キーボード構成ユーティリティが示す値をデフォルトとします。

  1. キーボード構成ユーティリティを起動します。
  2. メイン メニューから 2 を押して、[Alter Function Key Definition] メニューを表示します。
  3. 2 を押して、Animator キー リストを変更することを指定します。

    Animator ファンクション キー 1 の画面が表示されます。

  4. D を押して、このキーの定義を削除します。

    ファンクション キー 2 の画面が表示されます。

  5. スペース キーを押してキー定義をスキップし、カーソル上移動の画面が表示されるまで続けます。
  6. Ctrl および U を押します。Ctrl+U に対応する 16 進数値が、カーソル上移動の定義として表示されます。これで、カーソル上移動の古い値が置き換えられます。

    次に、カーソル下移動の画面が表示されます。

  7. I を押して定義を挿入してから、Ctrl+D を押します。Ctrl+D の 16 進数値が表示されます。次に、既存のカーソル下移動の値を示す画面が表示されます。つまり、カーソル下移動については、使用できる定義が 2 つあります。
  8. Q を押して終了し、ファンクション キー定義の変更メニューに戻ります。
  9. 5 を押してメイン メニューに戻ります。
  10. 3 を押して、新しいファンクション キー定義を保存します。これにより、cobkeymp ファイルが作成されます。
  11. 1 を押すと、変更した内容を確認できます。この操作で、既存のファンクション キー定義の確認メニューが表示されます。このメニューから 2 を押すと、Animator キー リストの定義を確認できます。この操作で、Animator キー リスト内のすべてのキーの値、および入力された新しい値が表示されます。
  12. すべての Animator ファンクション キーを確認したら、6 を押してメイン メニューに戻ります。
  13. 4 を押して終了します。

キーボード構成ユーティリティを使用して行った変更をデモンストレーションするには、Animator を起動する必要があります。

Animator を起動すると、Animator 画面が表示されます。

次のキーを押すと、それに応じた操作が実行されます。

キー 説明
F1 (ヘルプ) 何も起こりません。Animator ファンクション キー 1 の定義は削除されています。
上矢印キー 何も起こりません。上矢印キーの定義は変更されています。
Ctrl+U カーソルが 1 行上に移動します。これは、カーソルを 1 行上に移動する機能に Ctrl+U がマップされたためです。
下矢印キー 従来どおり、カーソルが 1 行下に移動します。
Ctrl+D この操作でも、カーソルが 1 行下に移動します。Ctrl+D が新しい定義として挿入され、古い定義 (下矢印キー) も保持されているためです。

デフォルト値に戻すには、キーボード構成ユーティリティを使用してキー定義を古い値に戻すか、単に cobkeymp を削除します。