ファイル処理

独自のセキュリティ モジュールを Fileshare に組み込む方法は変更されています。 また、Visual COBOLNet Express では FILEMAXSIZE 設定が異なります。

セキュリティ モジュールの使用

独自のセキュリティ モジュール (fhrdrpwdfsseclog、および fssecopn) を Fileshare に組み込む方法は変更されています。

Visual COBOL では、Fileshare を再リンクするのではなく、独自のファイル (.dll ファイル) を別途供給する必要があります。 詳細については、製品ヘルプの『ファイル処理』のセクションにある『ユーザー独自の FHRdrPwd モジュールの作成』『ファイルアクセス検証モジュール』、および 『ログオン検証モジュール』を参照してください。

fsseclogfssecopn を使用するには、その一方または両方を cobfssecurity.dll または共有オブジェクトにリンクし、検索パスに配置する必要があります。 Fileshare は、ユーザー セキュリティ モジュールをロードしたことを伝えるメッセージを発行します。

Visual COBOL でビルドされたアプリケーションと Net Express でビルドされた他のアプリケーション間でのデータ ファイルの共有

同じデータ ファイルにアクセスするアプリケーションがある場合は、それらのアプリケーションをすべて同じ FILEMAXSIZE 設定でビルドする必要があります。 ただし、Visual COBOL でビルドされたアプリケーションはデフォルト設定の FILEMAXSIZE=8 を使用しますが、Net Express でビルドされたアプリケーションは FILEMAXSIZE=4 を使用します。

Visual COBOL では、ファイル ハンドラー構成ファイル (EXTFH.CFG) で FILEMAXSIZE 設定を設定する必要があります。 これにより、Net ExpressVisual COBOL はすべて同じ設定を使用し、Net Express ランタイム システムで実行されているプログラムは Visual COBOL ランタイム システムで実行されているプログラムと異なるファイルにアクセスするようになります。

Btrieve

Btrieve は、Pervasive Software Inc. のファイル処理システムです。 このファイル処理システムは、Visual COBOL ではサポートされません。