プロジェクトなしでのソース コードへのアクセス

別のトピックで説明されているように、Eclipse のほとんどの機能にはプロジェクト ファイルが必要であるため、Micro Focus では、Visual COBOL を使用する際は常にプロジェクトを使用するようお勧めしています。ただし、プロジェクトなしで作業する必要がある場合のために、本セクションでは、プロジェクトなしで多数のファイルを扱う方法に関するアドバイスを提供します。

プロジェクト ファイルを最初に作成せずに、Eclipse を使用して、スタンドアロン COBOL プログラムを編集、コンパイル、およびデバッグできます。この方法により、Visual COBOL でアプリケーション コードの編集、コンパイル、およびデバッグをすばやく開始できます。IDE では、COBOL 開発で最も一般的に使用されるコンパイラ指令について、あらかじめ構成されています。スタンドアロン ファイルを使用する方法は、コード ベースは大規模であるものの、少数のソース ファイルしか編集する必要がない場合に便利です。

スタンドアロン ファイルを開く

Eclipse でスタンドアロン ファイルを開くには、次の手順を実行します。

  1. Eclipse で、[ファイル > 開く > ファイル] をクリックします。
  2. ソース ファイルを選択し、[開く] をクリックします。

Eclipse では、プロジェクトを使用している場合に利用できる機能に比べて、スタンドアロン ファイルの開発に対して提供されるサポートは限られています。制約事項、Eclipse でスタンドアロン ファイルに使用されるコンパイラ指令、スタンドアロン ファイルのコンパイルおよびデバッグ方法などについては、[Related Information] を参照してください。