例 9 のプログラムの構造

以下の表は、XML 拡張文の実行に関連する COBOL 文を示しています。一部の COBOL 文 (ほとんどは DISPLAY 文) は省略されています。この例のソースは example09.cbl ファイルに含まれています。

初期化

COBOL 文 説明
XML INITIALIZE.
XML INITIALIZE 文 (パラメーターなし) を実行します。
If Not XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

XML ドキュメントのエクスポート

COBOL 文 説明
Move … To Time-Stamp.
Time-Stamp フィールドを設定します。
XML EXPORT FILE
 Address-Struct
 "address09a"
 "Address-Struct".
データ項目のアドレス、XML ドキュメントのファイル名、および ModelFileName#DataFileName パラメーターの値を指定して XML EXPORT FILE 文を実行します。
If Not XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

外部 XML フォーマットへの変換

COBOL 文 説明
XML TRANSFORM FILE
 "address09a"
 "toext"
 "address09b".
入力 XML ドキュメントのファイル名、XSLT スタイルシートのファイル名、および出力 XML ドキュメントのファイル名を指定して XML TRANSFORM FILE 文を実行します。
If Not XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

内部 XML フォーマットへの変換

COBOL 文 説明
Initialize Address-Struct.
アドレス項目にデータが含まれていないことを確認します。
XML TRANSFORM FILE
 "address09b"
 "toint"
 "address09c".
入力 XML ドキュメントのファイル名、XSLT スタイルシートのファイル名、および出力 XML ドキュメントのファイル名を指定して XML TRANSFORM FILE 文を実行します。
If Not XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

XML ドキュメントのインポート

COBOL 文 説明
XML IMPORT FILE
 Address-Struct
 "address09c"
 "Address-Struct".
データ項目のアドレス、XML ドキュメントのファイル名、および ModelFileName#DataFileName パラメーターの値を指定して XML IMPORT FILE 文を実行します。
If Not XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

COBOL 属性が含まれるように変換

COBOL 文 説明
XML TRANSFORM FILE
 "address09c"
 "example09"
 "address09d ".
入力 XML ドキュメントのファイル名、XSLT スタイルシートのファイル名、および出力 XML ドキュメントのファイル名を指定して XML TRANSFORM FILE 文を実行します。
If Not
XML-OK Go To Z.
文が正常に終了しなかった場合は終了ロジックに移動します。

プログラム終了ロジック

例 1 と同じです。

終了テスト ロジック

例 1 と同じです。

状態表示ロジック

例 1 と同じです。