Just-In-Time デバッガーと CBL_DEBUGBREAK の埋め込み呼び出しを使用するか、[COBOL Wait for Application Attachment] デバッグ構成を使用して、CGI アプリケーションをデバッグできます。
ヒント: デバッガーでプログラムのシンボルを見つけることができない場合は、CGI シンボルのパスをシンボル パスに追加できます。このパスをデバッグ構成の [Debug Symbols Lookup Path] リストに追加します。
[COBOL Wait for Application Attachment] デバッグ構成を使用したデバッグ
- Web サーバーを起動します。
- cgi-bin ディレクトリが Eclipse のビルド出力ディレクトリを指すように Apache を構成します。
- CGI バイナリが Web サーバー上のフォルダーにあり、そのフォルダー内での CGI の実行が有効になっていることを確認します。
- Eclipse を起動します。
- CGI がサービスとして実行されている場合は、管理者権限で Eclipse を起動する必要があります。
- httpd 実行可能ファイルを使用して、コマンド ラインから Apache Web サーバーを実行できます。この実行可能ファイルでは独自のユーザー ID を使用するため、管理者権限で IDE を起動する必要はありません。
- Eclipse で、[COBOL Wait for Application Attachment] デバッグ構成を選択します。
- [Matching Option] で、ディレクトリに格納されている実行可能ファイルを選択し、プロジェクトのプロパティで定義されているビルド出力パスを指定します。
- デバッグを開始します。
- Web ブラウザーを起動し、CGI 実行可能ファイルを呼び出す URL を入力します。
CBL_DEBUGBREAK および Just-In-Time デバッガーを使用したデバッグ
CBL_DEBUGBREAK の呼び出しをコードに埋め込み、その呼び出しを使用して CGI をデバッグすることもできます。
上記のように IDE を起動する必要がありますが、[COBOL Wait for Application Attachment] デバッグ構成の [Matching Option] で [Any] を選択します。
CBL_DEBUG_START を使用したデバッグ
CBL_DEBUG_START の呼び出しをコードに埋め込み、CBL_DEBUG_START 文でプログラム識別子を指定することで、CGI をデバッグできます。
上記のように Eclipse を起動する必要がありますが、[COBOL Wait for Application Attachment] デバッグ構成の [Matching Option] で [Program Identifier] を選択します。
この方法では、複数のデバッグ セッションを同じプロセスにアタッチできます。