入力設定の構成 (スマート編集モード)

スマート編集モードは、異なる COBOL 領域でのワード ラップとインデントの動作を制御します。[Window > Preferences > Micro Focus > COBOL > Editor] で有効になっている場合、次の構成オプションを [Typing] 設定ダイアログ ボックスで変更できます。ダイアログを開くには、[Window > Preferences > Micro Focus > COBOL > Editor > Typing] を選択します。

[Wrapping]
  • [Wrap code when area B end is reached] - 領域 A/B の終わりに達した際に行がラップされます。
  • [Wrapping moves the text in the right hand area to the new line] - 右側領域にあるコメントは右側の領域で表示されたままになりますが、領域 A/B でラップされると次の行に移行します。
  • [Wrap lines when deleting forwards and backwards] - 領域の最後の非空白文字の後で Delete を押すと、直下の行が上に移動し (領域 A または B で行がラップされる場合があります)、右側領域のコメントは関連付けられたコードの行とともにその位置にとどまります。同様に、列 1 で Backspace を押すと、現在の行が上に移行し (領域 A/B でラップされる場合があります)、右側領域のコメントは関連付けられているコードの行とともに表示されたままになります。
[Indentation]
  • [Enter key and smart wrapping adjust the indentation on the new line] - 自動インデント オプションです。

    [Use Smart Indent for enhanced indentation] - 新しい行を作成する際にスマート インデントを使用するかどうかを指定します。

  • [Tab/Shift-Tab keys adjust the indentation based on the area margins] - Tab キーを使用してテキストを移動する動作をマージン周囲のラップとインデントのオプションで制御します。
[Comments]
[Continue comments on to new line]
このオプションを有効にすると、コメントの途中または末尾で Enter を押した際に新しい行が挿入され、コメント記号が追加されます。
[Brace completion]
[Automatic insertion of end-if]
このオプションを有効にすると、IF 文の最初の行の末尾で Enter を押した際に終了の END-IF 句が挿入されます。
[Automatic insertion of end-evaluate]
このオプションを有効にすると、EVALUATE 文の最初の行の末尾で Enter を押した際に終了の END-EVALUATE 句が挿入されます。
[Automatic insertion of end-perform]
このオプションを有効にすると、PERFORM 文の最初の行の末尾で Enter を押した際に終了の END-PERFORM 句が挿入されます。
[Automatic insertion of end-exec]
このオプションを有効にすると、EXEC 文の最初の行の末尾で Enter を押した際に終了の END-EXEC 句が挿入されます。
[Automatic insertion of end-try]
このオプションを有効にすると、TRY 文の最初の行の末尾で Enter を押した際に終了の END-TRY 句が挿入されます。
[Sequence area]
[Insertion in sequence area preserves area A/B]
シーケンス領域で記号を入力した際に領域 A/B ではコードを移動しません。
[Delete/backspace in sequence area preserves area A/B]
シーケンス領域で記号を削除した際に領域 A/B ではコードを移動しません。
[New line in sequence area preserves area A/B]
カーソルがシーケンス領域にあるときに Enter を押すと新しい行が追加されますが、その際に領域 A/B ではコードを移動しません。
[Automatically add closing symbol]
["Double-quoted strings" and 'single-quoted strings']
このオプションを有効にすると、開始の一重引用符または二重引用符を入力した際に自動的に閉じ引用符が挿入されます。カーソルの位置は 2 つの引用符の間になります。
  • [Smart overtyping and deletion of string delimiters] - このオプションを有効にすると次のようになります。
    • カーソルが一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列の中にあるときに一重引用符または二重引用符を入力すると、カーソルが閉じ引用符の直後に移動します。これは、カーソルが閉じ引用符のすぐ隣にある場合 (つまり文字列のテキスト コンテンツの末尾にある場合) にのみ機能します。
    • カーソルが開始引用符と閉じ引用符の間にあるときに Delete または Backspace を押すと、両方の引用符が削除されます。これは、引用符の間にテキストがない場合 (つまり "" または '' の場合) にのみ機能します。
[(Parentheses) and [square] brackets]
これをオンにすると、左かっこまたは左角かっこを入力した際に右かっこまたは右角かっこが自動的に挿入されます。
  • [Smart overtyping and deletion of brackets] - このオプションを有効にすると次のようになります。
    • カーソルが左右のかっこの間にあるときに別の右かっこを入力すると、カーソルが右かっこの直後に移動します。これは、カーソルが閉じ引用符のすぐ隣にある場合 (つまり文字列のテキスト コンテンツの末尾にある場合) にのみ機能します。
    • カーソルが左かっこと右かっこの間にあるときに Backspace を押すと、両方のかっこが削除されます。これは、かっこの間にテキストがない場合 (つまり () または [] の場合) にのみ機能します。
    • カーソルが左かっこの直前にあるときに Delete を押すと、両方のかっこが削除されます。これは、かっこの間にテキストがない場合 (つまり () または [] の場合) にのみ機能します。