データ ファイルのフィルター処理

現在のデータ ファイルにフィルターを適用すると、一度に表示されるレコード数を制限できます。

フィルターは 1 つ以上の条件で定義し、これらの条件のすべてまたはいずれか 1 つに一致するレコードを含むフィルター結果を生成できます。

使用できる条件には次の 2 種類があります。

参照条件
参照条件は、COBOL 構文の部分参照と同じ原則を使用します。フィルター処理を開始するレコード内の開始位置を指定してから、フィルター処理を開始する位置以降の位置の数を指定します。たとえば値が 7:3 の場合、以下に示すように、各レコード内の 7 から 9 までの位置でフィルター処理が行われます。

フィールド条件
この種の条件は、データ ファイルにレイアウトを適用した場合にのみ利用できます。フィールド条件を使用すると、フィルターの基準となる開始位置と終了位置を手動で指定しなくても、レイアウトからフィールド名を選択できます。レイアウト内のグループ以外の任意のフィールドを選択できます。

どちらのタイプの条件でも、フィルター処理対象の値および演算子を選択します (「より大きい」、「含む」、「等しくない」など)。また、大文字と小文字を区別する、フィルター処理した領域の先頭または末尾のスペースを削除するなどの、条件に追加する補足基準もあります。

データファイル エディターでは、別のフィルターが適用されるまで、最後の一連のフィルター結果が保持されるため、これらの結果の表示と元のデータ ファイルの表示とを切り替えることができます。