テスト結果の判定

テスト ケース内の COBOL 構文に問題があると、テストは失敗し、テスト出力内のテスト ケース サマリーに標準の COBOL エラー メッセージが表示されます。

テスト ケースの結果を制御するために、テストが失敗か成功かを決定するアサーションをテスト コード内に配置することができます。0 以外の戻りコードを手動で設定してテストを失敗としてマークするか、条件付きで以下のいずれかのライブラリ ルーチンを呼び出すことができます。

MFU_ASSERT_FAIL
Micro Focus 単体テスト フレームワークで実行されたテスト ケースが失敗したことを示し、メッセージをテスト レポートに出力します。
MFU_ASSERT_FAIL_Z
Micro Focus 単体テスト フレームワークで実行されたテスト ケースが失敗したことを示し、ヌル終端メッセージをテスト レポートに出力します。
MFUFMSG
Micro Focus 単体テスト フレームワークで実行されたメインフレーム テスト ケースが失敗したことを示し、メッセージをテスト レポートに出力します。 (メインフレーム方言)
MFUFMSGZ
Micro Focus 単体テスト フレームワークで実行されたメインフレーム テスト ケースが失敗したことを示し、ヌル終端メッセージをテスト レポートに出力します。 (メインフレーム方言)

これらのいずれを使用した場合も、テストを失敗としてマークし、テスト レポート内にユーザー定義メッセージを含めることができます。

これらのライブラリ ルーチンを使用するには、テスト ケースから mfunit_prototypes.cpy コピーブックにアクセスできることを確認してください。このコピーブックは、インストール ディレクトリの cpylib サブディレクトリにあり、上記のライブラリ ルーチンのいずれかを呼び出したときに呼び出しプロトタイプとして使用されます。

上記のいずれも発生せずに完了したテスト ケースや、戻りコード 0 を返すようにコードで指定されたテスト ケースは、合格したものとみなされます。