テスト フィクスチャ ファイル

毎回同じオプションを使用して定期的に多数のテスト スイートを実行する場合は、テスト フィクスチャ ファイル (.mfu ファイル) を使用する必要があります。テスト フィクスチャ ファイルを使用すると、テスト スイートを実行するたびにテスト スイートおよびそのオプションを個別に指定する必要がなくなります。

テスト フィクスチャ ファイルを使用するもう 1 つの利点は、Apache Ant サポートを利用してテスト スイートを実行できることです。テスト フィクスチャ ファイルを実行して出力を構成する方法の簡単な例については、「Ant プロジェクトの例」を参照してください。

テスト フィクスチャ ファイル内のグローバル セクションでは、実行するよう指定したすべてのテスト ケースに適用されるオプションを設定できます。また、個別に名前が付けられたセクションでは、テスト ケースごとにオプションを指定することもできます。個別に設定できるオプションには、テストの説明、タイムアウト期間 (テストが失敗したとみなされるまでの時間)、テストをスキップするオプションなどがあります。この情報の一部は、テスト セットアップ時にプログラムで設定することもできます。詳細については、「動的なメタデータの使用」を参照してください。

サンプル フォーマットについては「テスト フィクスチャ ファイルの例」を参照してください。また、-generate-mfu test-suite-name オプションを使用してスケルトン .mfu ファイルを COBOL .dll (Windows) または .so (UNIX) ファイルから作成し、ニーズに合わせてそれを編集することも可能です。