予約語のオプション

予約語のオプションを使用して、予約語と類義語の動作をオーバーライドできます。

ccbl (Windows) または ccbl32 および ccbl64 (UNIX) をコ� ンド ラインから使用するかまたは ACUOPT コンパイラ指令を使用するとき、Visual COBOL で次のコンパイラ オプションがサポートされます。

オプション 定義
-Rc 予約語を変更できます。このオプションの後に 2 つの個別の引数を続ける必要があります。最初は変更対象の予約語、2 番目は代わりに使用する語です。次に例を示します。
 -Rc TITLE NAME 

この場合、「TITLE」をユーザー定義による語として使用でき、NAME という語が予約語 TITLE として扱われます。新しい予約語として予約済みの語は指定しなくてもかまいません。このオプションを繰り返して、複数の予約語を変換できます。

-Rn 予約語を別の予約語の類義語に指定できます。このオプションの後に 2 つの個別の引数を続ける必要があります。最初は類義語を必要とする予約語、2 番目は類義語として機能する語です。次に例を示します。
 -Rn COMP COMP-5 
この場合、COMP-5 は予約語 COMP と同じに扱われます。このオプションを繰り返して、複数の類義語を指定できます。
-Rw このオプションにより、特定の予約語を抑制できます。このオプションの後に、抑制対象の予約語を (次の単独の引数として) 続ける必要があります。このオプションを繰り返して、複数の予約語を抑制できます。またこのオプションによって非予約語、たとえば制御名 (entry-fieldlabel など) またはプロパティ名 (max-textbitmap-number など) を抑制できます。