標準オプション

標準オプションでは、詳細出力やオブジェクト ファイルの名前変更など、コンパイル時の特定のオプションを制御できます。

ccbl (Windows) または ccbl32 および ccbl64 (UNIX) をコ� ンド ラインから使用するかまたは ACUOPT コンパイラ指令を使用するとき、Visual COBOL で次のコンパイラ オプションがサポートされます。

オプション 定義
-e このオプションにはファイル名を (次の単独の引数として) 続ける必要があります。このオプションを指定すると、エラーのリストが画面でなく指定されたファイルに書き出されます。エラーが検出されない場合、このファイルは削除されます。
-o このオプションにはファイル名を (次の単独の引数として) 続ける必要があり、ファイル名は source-name.int でなくオブジェクト ファイルの名前になります。コンパイラによってソースにエラーが検出されると、このファイルは削除されます。
-v

このオプションは次のように適用されます。

  • これがコマンド ライン上で最初で唯一のオプションの場合、コンパイラは「バージョン」モードで実行します。-v を使用すると、バージョン情報、著作権情報、その他の情報を表示できます。

  • それ以外の場合、他のオプションと組み合わせて使用すると、コンパイラの実行状況が詳細モードになります。

-v はビデオ オプションの導入シーケンスなので、このオプションは必ず自律的に指定されます。

-w このオプションによって警告メッセージが抑制されます (警告ステータスは致命的なコンパイル エラーではありません)。警告メッセージの抑制は、多少異なる構文を使用する別の COBOL 方言からプログラムを変換するとき便利な場合があります。
-x このオプションでは、CBLFLAGS 環境変数が無視されます。