索引付きのデータ ファイルの作成

この手順は、索引付きのデータ ファイルを作成する場合に使用します。(レコード) 順編成、行順次、または相対データ ファイルを作成する場合は、「索引なしのデータ ファイルの作成」を参照してください。

  1. Micro Focus データファイル ツール ウィンドウで、[File > New] をクリックするか、 ([New File]) をクリックします。

    [New] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [Data File] を選択し、[OK] をクリックします。

    [Create New File] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [Filename] フィールドにデータ ファイルの名前を入力します。
    ヒント: 以下を指定できます。
    • 絶対パス。例:c:\path\to\file\dat-name.dat (Windows) または /home/path/to/file/dat-name.dat (UNIX)
      注: UNIX の絶対パスは、ファイルをローカルで作成する場合にのみ使用できます。Windows などからリモートでファイルを作成する場合は、SAMBA ドライブをマッピングし、そのドライブをパスの先頭に追加する必要があります。
    • 相対パス。例:dat-name.dat(データファイル エディターが起動されたディレクトリに .dat ファイルが作成されます)。
    • Fileshare パス。例:$$FS-server-name\dat-name.dat (Windows) または $$FS-server-name/dat-name.dat (UNIX)
  4. データ ファイルにレコード レイアウトを適用する場合は、[Structure File (optional)] フィールドの右にある [Browse] をクリックし、[Open] ダイアログ ボックスでレイアウトを含む構造 (.str) ファイルを選択します。
  5. [File Details] セクションで、[Organization] の横の をクリックし、[Indexed] を選択します。
  6. [Format] の横の をクリックし、索引付きファイル形式を選択します。
    注: エディターは索引付きのすべての形式に対応しているわけではなく、互換性がないものは表示されません。

    索引付きファイルの場合、主キーを指定する必要があります。また、必要に応じて 1 つ以上の副キーを指定できます。

  7. [Define Keys] をクリックします。

    [Key Information] ダイアログ ボックスが表示されます。

  8. 主キーを追加します。
    1. [Key] タブで、 ([Insert Before]) をクリックします。

      主キーがデフォルトのコンポーネントで作成されます。コンポーネントで、各レコード内のキーの開始位置と長さが定義されます。

    2. [Compression] セクションで、適切なチェック ボックスをオンにします。
      [Leading spaces]
      キーの値の先頭の空白を削除します。
      [Trailing spaces]
      キーの値の後続の空白を削除します。
      [Duplicates]
      副キーの場合のみ。重複キーがある場合に最初のキーのみをファイルに格納します。残りの重複キーは格納されませんが、情報は格納されるので、キーは正しく再構築できます。
    3. [Component] タブをクリックします。

      キーの追加時に作成されたデフォルトのコンポーネントの詳細が表示されます。

    4. [Component 0] を選択し、主キーの [Offset] と [Length] の値を指定します。

      例えば、レコードの最初の 3 バイトをキーにする場合は、[Offset] を 0、[Length] を 3 と指定します。

    5. 分割キーを作成するには、 ([Insert After]) をクリックし、新しいコンポーネントを選択してキーの値を指定します。
      ヒント: コンポーネントを削除するには、コンポーネントを選択して ([Delete]) をクリックします。
    6. [OK] をクリックします。

      主キーが作成されます。

  9. 必要に応じて、副キーを追加します。
    1. [Define Keys] をクリックします。
    2. [Key] セクションで、 ([Insert Before]) をクリックします。

      副キー <number> がデフォルトのコンポーネントで作成されます。

    3. [Options] セクションで、適切なチェック ボックスをオンにします。
      [Allow duplicates]
      このキーに対して値の重複を許可します。
      [Sparse]
      ANSI または EBCDIC の値を定義できます。このキーの値として使用したときに索引に格納されないため、スペースを節約できます。
    4. [Compression] セクションで、適切なチェック ボックスをオンにします。
      [Leading spaces]
      キーの値の先頭の空白を削除します。
      [Trailing spaces]
      キーの値の後続の空白を削除します。
      [Duplicates]
      副キーの場合のみ。重複キーがある場合に最初のキーのみをファイルに格納します。残りの重複キーは格納されませんが、情報は格納されるので、キーは正しく再構築できます。
    5. [Component] タブをクリックします。

      キーの追加時に作成されたデフォルトのコンポーネントの詳細が表示されます。

    6. [Alt Key] キーを選択し、[Offset] と [Length] の値を指定します。

      例えば、レコードの主キーの後の 3 バイトをキーにする場合は、[Offset] を 3、[Length] を 3 と指定します。

    7. 分割キーを作成するには、 ([Insert After]) をクリックし、新しいコンポーネントを選択してキーの値を指定します。
      ヒント: コンポーネントを削除するには、コンポーネントを選択して ([Delete]) をクリックします。
    8. [OK] をクリックします。 副キーが作成されます。
  10. [Encoding] の横の をクリックし、[ANSI] または [EBCDIC] を選択します。
    注: エンコーディングは、ファイルが作成されてエディターで開いた後に切り替えが可能です。
  11. 可変長のレコードの場合は、[Variable length records] を選択します。
  12. [Min Length] (可変長のレコードの場合のみ) と [Max Length] の値を指定します。 [File Details] セクションで指定したすべての詳細が、索引ファイルのファイル ヘッダーに書き込まれます。
  13. [Create File] をクリックします。

    ファイルが作成され、エディターで開きます。