Docker

Visual COBOL および Docker を併用する場合は、次の制限に注意する必要があります。

デバッグ

  • コンテナーで実行されているマネージ COBOL アプリケーションをデバッグするには、Visual Studio 2017 以降を使用する必要があります。

全般

  • サポートされている Java は、バージョン 8 のアップデート 162 以降です。
  • CoreOS Container Linux、SUSE MicroOS、Alpine Linux などの軽量オペレーティング システムを使用して COBOL アプリケーションをコンテナー化することはできません。
  • PowerPC または S/390 チップセットの Linux 上のコンテナーで COBOL アプリケーションを実行することはできません。
  • Windows では、Micro Focus SupportLine のサポート スキャン ユーティリティ (MFSupportInfo) をコンテナー内で使用することはサポートされていません。
  • microsoft/windowsservercore イメージでサポートされている言語は英語のみであるため、そのイメージに基づいて、イメージで他の言語を使用することはできません。

    Docker デモンストレーションで作成される Windows 用の Visual COBOL ビルド ツール のベース イメージは、microsoft/windowsservercore イメージに基づいた microsoft/dotnet-framework イメージに基づいているため、Docker デモンストレーションを使用して作成したすべてのイメージにこの制限が適用されます。

オペレーティング システム

Visual COBOL および Docker の併用は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

  • Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降
  • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 以降
  • Hyper-V 対応の Windows 10 (Pro または Enterprise エディション)
  • Windows Server 2016
注: VirtualBox または VMware がインストールされている PC では、Docker を使用できません。

Micro Focus 製品との併用

  • Visual COBOL IDE から Docker イメージをビルドまたは管理することはサポートされていません。