プロファイラーの指令

プロファイラーを制御する指令は、次のとおりです。

ALL 完全な性能プロファイルを出力します。 ALL 指令を設定しない場合には、実行されない節または段落については、統計は作成されません。
ALPHA 段落名のアルファベット順に性能統計を出力します。 ALPHA 指令を指定しない場合は、各段落の実行にかかった実行時間の比率が高い順に、性能統計が出力されます。
FORM"integer" リストファイルのページサイズを行数で指定します。 6 行以上を指定する必要があります。デフォルトのサイズは 60 行です。
LIST["destination"] リストを作成する場所を指定します。

destination を指定すると、出力はそのファイルに書き込まれます。

destination を指定しない場合には、出力はコンソールに表示され、ページヘッダーとページスローが省略されます。 この場合は、自動的に VERBOSE プロファイラー指令が設定されます。

LIST プロファイラー指令を設定しない場合には、デフォルトで出力はファイル filename.prf に書き込まれます。filename は、コマンド ラインに指定した最初のファイルの名前です。

[NO]VERBOSE プロファイラーの出力メッセージを画面に表示します。 デフォルトの設定は NOVERBOSE です。ただし、LIST 指令をパラメーターなしで設定すると、自動的に VERBOSE が設定されます。
WIDE WIDE 指令を指定すると、プロファイラーの出力では、1 行に 131 文字まで表示できます。 WIDE 指令を指定しない場合には、行は 79 文字で切り捨てられます。