まず、手続き型 COBOL プログラムを格納して Java プログラムから実行できるようにするためのプロジェクトを作成する必要があります。
- Visual COBOL for Eclipse のインスタンスを起動します。
- ワークスペース名を入力するように求められたら、このチュートリアル プロジェクトを格納するフォルダーの名前を入力します (例:C:\projects (Windows) または ~/projects/ (UNIX))。
- [Welcome] タブが表示された場合は、[Open Team Developer Perspective] をクリックします。
- [] をクリックします。
- [Micro Focus COBOL] を展開します。
- [COBOL JVM Project] をクリックします。
- [Next] をクリックします。
[New COBOL JVM Project] ダイアログ ボックスが開きます。
- CobolBookと [Project Name] フィールドに入力します。
- [JRE] セクションで、利用可能ないずれかのオプションを使用して Java 7 ランタイム環境が選択されていることを確認します。利用可能なオプションの中にバージョンが Java 7 のものがまだない場合は、[Configure JREs] をクリックして追加します。
- [Finish] をクリックします。
JVM COBOL プロジェクトが作成されます。このプロジェクトに、後ほどこのチュートリアルで Web アプリケーションにインポートする手続き型 COBOL プログラムのサンプルを格納します。
Java パッケージの指定
デフォルトでは、COBOL プログラムはデフォルトの Java ルート パッケージに配置されます。JVM サーブレット コンテナーではルート パッケージのクラスを常にロードできるとは限らないため、プログラム用のパッケージを作成する必要があります。
注:Java のパッケージ システムは JVM COBOL のネームスペース システムに相当し、同じ意味の用語として使用できます。
パッケージを作成するには、次の手順を実行します。
- Team Developer Tree View で [CobolBook] プロジェクトを右クリックし、[] をクリックします。
[New COBOL JVM Package] ダイアログ ボックスが開きます。
- com.microfocus.bookと [Name] フィールドに入力します。[Finish] をクリックしてパッケージを作成します。
これにより、COBOL プログラムを格納するためのフォルダー構造がワークスペースに作成されて、Java がプログラムを見つけられるようになります。これで、COBOL プログラムを作成できるようになりました。